ブログのアクセス数が伸びない時に
- 「SEOが弱いのか」
- 「キーワードが悪いのか」
- 「タイトルが悪いのか」
- 「記事数が少ないのか」
- 「ターゲットが悪いのか」
等々・・・
色々な問題点と対策に頭を悩ませる事があるでしょう。
このアクセス数が伸びないという悩みを聞くたびに私はある疑問が湧きます。
「そもそもアクセス数を稼ぐのが目的なのか?
お金を稼ぐ事が目的ではないのか?」
という疑問です。
ブログやアフィリエイトにおいて、アクセス数と売り上げはイコールではありません。
ツイッターからのアクセス誘導や、記事量産による無駄なアクセス稼ぎをしてもダメ。
それは「穴の空いたバケツに水を流し込む」行為だ。
「100記事作りましょう」とか「毎日一記事更新」とか、こんな精神論は売上げに繋がらない。
アクセス数を稼ぐ一つの手段として記事の量産は昔からの定番とされています。
これに真っ向から反対するのが今回の私の主張です。
アクセス数はそこまで多くなくても、大きく稼いでいる人がいるのはご存知かと思います。
そのような人は何故稼げているのか疑問に思った事ありませんか?
その人が凄かっただけとか
たまたま運が良かっただけとか
そういった思考停止の結論で終わらせてはいけません。
これは逆転の視点を持って考えると、ある法則が見えてくるのです。
その法則は至って単純です。
この記事では、ブログやサイトアフィリエイトで大きく稼いでいくために必要不可欠な
逆転的視点と、その法則について解説していきます。
Contents
そもそもなぜ商品(アフィリエイト案件)は売れるのか?
アフィリエイト案件が売れる理由は、アクセスが集まるからではありません。
サイトを訪れている人に「悩み」があるからです。
いくらアクセスを集める記事が書けようとも収益が発生しないのは
検索ユーザーの悩みを解決できていないからです。
特にアドセンス収益メインで稼いでいる人に多い事ですが
政治ニュースや芸能ゴシップ、流行りのドラマ・映画、ブームのスイーツ記事等
このような記事は典型的な「アクセス依存」の記事です。
多数のユーザーの「興味」はひいても「悩み」を解決する記事にはなっていません。
アクセス集めだけでは月100万円の収益を超えるのは難しい。
いくら興味を惹いた所で、人はお金を払おうとはしないからだ。
人は悩みを解決するためにどんな行動を起こすのか?
悩みが深ければ深いほど、人はあらゆる手段を使って、時間をかけて解決策を求めます。
以前私は、深い悩みのユーザー層を狙って
ニッチキーワードの悩み解決型の記事を書いたことがありました。
その記事は投稿したばかりの1ヵ月間は検索結果2ページ目の真ん中あたりに表示されていました。
通常、検索結果2ページ目に表示される記事はほとんどアクセスが集まりません。
しかしその記事は検索順位が悪いにも関わらず、
1日10人ほどのユニークアクセスを発生させていたのです。
しかも20クリックに1回は商品が売れるほどの、超お宝キーワード記事となりました。
人は悩みが深ければ深いほど、検索結果2ページ目も3ページ目も見るほどに必死に解決策を求めるという事です。
「アクセス集め」ってなんだろうって思いませんか?
確かに記事数を増やせば、色んなキーワードにリーチできるため
アクセス数を増やすことに繋がることは間違いないでしょう。
しかし、検索ユーザーをこちらから絞って選べば
アクセスは自然と集まるし、直接的なアフィリエイト収益にだって結び付くのです。
検索ユーザーの悩みを解決するにはどのように働きかければいいのか
記事数に頼らずに、アクセス数に頼らずに
どのように検索ユーザーの悩みに訴求していけばいいのでしょうか?
私は先ほど「深い悩みを狙った」と述べました。
これを可能にするために必要なのはリサーチです。
私は当サイトで、リサーチの重要性について何度も言及しています。
それほどまでにブログ・サイト運営においてはリサーチはこの上ないほど重要です。
こちらの記事でリサーチの詳しいやり方については解説しています。↓
簡単にまとめると
- 自己リサーチ
- 市場リサーチ
- ターゲットリサーチ
この3つです。
自分はどのような情報の強みを持っているのか自覚するための自己リサーチ。
自分の情報の需要があるのか、どのくらいの市場規模かどうか調べる市場リサーチ。
自分の情報を欲しているユーザーはどのような悩みを持っているか調べるターゲットリサーチ。
この3つをハイブリッドして1つのコンテンツとして昇華させる事ができれば、
ライバルの追随を許さない、唯一無二の自分メディアが完成します。
悩みを解決するための記事づくりは、リサーチが大前提です。
売り上げを生み出すのは「アクセス」ではなく「悩みの解決」である
この記事では、アクセスを集める為には記事を増やさず、ユーザーの悩みに訴求する記事を書いて行くことの重要性について解説してきました。
簡単なおさらいですが、
ユーザーがブログに訪れて購買に至るまでの流れは以下のようになります。↓
- 深い悩みを持っている
- インターネットで調べる
- ブログで解決策を発見する
- 商品を購入する
凄く大雑把ですがこのように
この流れの中でブログで稼ごうと思ったら「アクセス稼ぎ」は一切関係ないんです。
お金を生み出す本質は「検索ユーザーの悩みを解決する」ですから。
深い悩みを持ったユーザーたった一人にでも刺さって
一人でも悩みを解決して成約してもらえれば、一万PVのアドセンスよりも大きく稼げます。
アクセス数が伸びないと悩んでいる人はあらゆる事象を全て切り離して考えています。
- アクセスを伸ばす
- クリック率(CTR)を高める
- コンバージョン率(CVR)を高める
これらは一つなぎです。
結局、悩みを解決してくれる記事は勝手に検索順位が上がりますし、勝手にユーザーに読まれます。
悩みに訴求すればユーザーのサイト滞在時間も伸びるため、サイトの評価も上がります。
「悩みの解決」はアクセスを増やして収益も伸ばす。
サイトの評価も上がる。
しかし、「アクセス稼ぎ」は「アクセス稼ぎ」で終わります。
アクセスは増えても一過性。
サイト滞在時間は短いし、収益源はアドセンスだけ。
これではジリ貧です。
「ユーザーの悩みの解決」であることをしっかりと理解しておきましょう。