私は新規サイトの方向性を決める時や小規模サイトのタイトルを決めるとき、
記事のタイトルを決める時に「関連キーワード取得ツール」を活用しています。↓
しかしこのツールだけに依存して記事を書き続けると
なかなかアクセス増加や売上増加に繋がらなくなってしまいます。
ユーザーに検索されているキーワードという事は、単純に需要が高いとも言えますが、
何故アクセス増加にはつながらないのでしょうか?
このツール自体を否定するつもりは全くありません。
実際に私もめちゃくちゃ利用してます。
こんなに便利な機能を、しかも無料で使える事はとても素晴らしい。
しかし使いどころを間違えると、時間を浪費してしまう危険があります。
この記事では、関連キーワード取得ツールに依存して記事を書くことに、一体どのようなリスクが内在しているのか?
その4つのデメリットについて解説していきます。
Contents
デメリット①関連キーワード取得ツール内では、屈強なライバル達が既に闘っている
関連キーワード取得ツールは
今やアフィリエイターにとって必須のツールとして様々な所で紹介されています。
結局のところ、あるキーワードの関連ワードをこのツールで調べた所で
他の強力なアフィリエイター達も同じようなキーワードをもとにサイトや記事を作っている訳です。
そのアフィリエイター達はキーワードを上手く組み合わせてタイトルを練ったり
記事内にも上手くキーワードを散らして書いています。
更に、SEO的には「古いサイト」「古い記事」ほど優遇されます。
新しく同じようなキーワードで記事を作っても、古い記事の完成度が高ければ
そのサイトを抜いて上位に行くことは至難の業です。
これをキーワード取得ツールにかけた時、おそらくは「口コミ」「効果」「最安値」等のキーワードが出てくることが予想できる。
しかし、「○○化粧水 口コミ」という激戦キーワードで記事を作った所ではっきり言って勝てません。
実際に検索してみればわかると思いますが、
「○○化粧水 口コミ」のキーワードがタイトルに入った競合アフィリエイターは星の数ほどいます。
みんな考える事、やっている事はいっしょ。
では、新規参入者は勝てないということでしょうか?
キーワードツールで絞り出したワードだけで記事を作るのは時間と労力の無駄になる可能性があるよ。
デメリット②あまりアクセスが集まらないキーワードもある
関連キーワード取得ツールで出てきたトップ10のワードの中には
思っていたよりもアクセスが集まらないキーワードがあります。
私の感覚的に「商品名 + 口コミ」や「商品名 + 評判」というキーワードは2語キーワードでは断トツに需要が高いキーワードだと思っています。
例え関連キーワードでよく出てくる
「商品名 + 効果」や「商品名 + 副作用」というキーワードで1位を取っても
「口コミ」というキーワードに比べればアクセス数は少ないです。
これは私が実際に「商標名+○○」という日本語ドメインでサイトを複数作ってみて実験しています。
あながち間違っていない情報だと思います。
しかし、何でそんなにキーワードによって検索ボリュームが変わってしまうんでしょうか?
検索ボリューム自体は変わっていないからこそキーワードツールで出てくるんだろうけど、検索はされてもそのサイトがクリックされていないってこと。
そもそもそれらのキーワードで検索している人たちは、本物の検索ユーザーじゃない可能性もあるんだ。
デメリット③アフィリエイターにキーワードが汚染されている
関連キーワード取得ツールで吐き出した「需要の多いキーワード」でサイトや記事を作って、
しかもそのサイトが検索上位に表示されているにも関わらず、なぜかサイトがクリックされにくい不可思議な現象。
この理由は大きく2つ考えられます。
まずは純粋に記事タイトルがゴミ過ぎてクリックされていないという理由と
そのキーワードがアフィリエイターに汚染されたキーワードであるからという理由です。
例えば「○○化粧水」という商品が「口コミ」「効果」「副作用」などの関連キーワードが出ているとする。
するとそれを見たアフィリエイター達は、他の化粧水にもそのキーワードが当てはまるだろうと思って記事やサイトを作り出すんです。
すると、新発売で「▲▲化粧水」時にはその化粧水の記事として「口コミ」「効果」「副作用」とかのキーワードを入れて作ってくる。
そのためには同じようなキーワードで作っているライバルがいないかチェックするために「効果」や「副作用」を入れて検索しまくっているというわけです。
つまり、何故クリックされないキーワードなのに関連キーワードで出てくるのかというと
その▲▲化粧水を純粋に求めているユーザーではなく、ライバルチェックやキーワード選定の為に
そのキーワードで検索しまくっているアフィリエイターのせいで検索ボリュームが上がってしまう為なんです。
アフィリエイターは検索トップページだけ見て、そのサイト自体をクリックしたり、商品を買ったりしないから
大してアクセスが無いキーワードでも検索ボリュームだけは上がってしまうということです。
実際に私もキーワード検索するだけして、トップページのサイト自体をクリックしない事も多いです。
キーワードツールでトップに出てくるキーワードも
Googleサジェストに出てくるキーワードも
純粋なユーザーだけが検索しているキーワードではない事を頭に入れておきましょう。
依存し過ぎると、情弱アフィリエイターと同じ無駄な作業を繰り返すだけです。
デメリット④そもそも案件成約に結び付かないキーワードが多い
この記事で一番のポイントです。
関連キーワード取得ツールで出てくるキーワードと、潜在的な顧客ニーズには乖離があります。
成約から遠いキーワードを選んでも、なかなか購入してもらえません。
これに気づかないと、延々と無駄記事を作り続けるハメになります。
アフィリエイトをやるのであれば、商品の注文のステップまでをユーザーに踏み越えてもらわなければいけません。
つまり、商品を購入してもらいやすいキーワードと、購入してもらいにくいキーワードがあるってことです。
例えば「○○化粧水 効果」や「○○化粧水 アレルギー」というキーワードは経験上、購入までは遠いです。
「○○化粧水 最安値」とか「○○化粧水 口コミ」といったキーワードは購入に繋がりやすく、
「○○化粧水 会社」「○○化粧水 モデル」といったワードは比較的、商品の注文には繋がりにくいでしょう。
これらの購入まで遠いキーワードは「集客記事」に使用するキーワードになります。
集客記事にユーザーを集めて、収益記事へと誘導する。
これがブログアフィリエイト鉄板の流れです。
関連キーワード取得ツールの4つのデメリットまとめ
この記事では、関連キーワードツールに依存し過ぎる事によって生じるリスク・デメリットについて解説していきました。
- 同じツールを使っているライバルが大勢いる
- アクセスの集まらないキーワードもある
- アフィリエイターにキーワードが汚染されている
- 成約に結び付かないキーワードが多い
以上の4つです。
検索ボリュームがあってもサイトがクリックされない。
サイトがクリックされても商品が売れない。
関連キーワード取得ツールで無駄記事を作ってしまう事が無いように
慣れない始めのうちは、なんとか踏ん張ってキーワードを選定するように心がけて行くことが必要です。
キーワードを選定する上で、キーワード検索ツールを上手く使って
ライバルを出し抜く秘策を3つ編み出しました。↓
ぜひキーワード選定でライバルに差をつけて行きましょう!