サイトの基本

アルゴリズム変動は静観せよ。SEO対策が無駄な時代に何をすべきか

多くのアフィリエイターやブロガーはSEO対策の重要性を説いています。

アクセスやサイト売上がGoogleアルゴリズムに全てが委ねられている以上、

SEO対策は絶対に軽視すべきではない事実に違いはありません。

これは私が初めてネットビジネスを知った2010年頃から、ずーっと変わっていません。

ネット環境に変革が起きなければ、恐らくはこれからも変わらることはないでしょう。

SEO対策は重要です。

 

ーしかしー

 

未だSEOの攻略方法は確立されていません。

どれだけSEOに秀でたアフィリエイターであろうと

それを生業にしているプロのSEO業者であろうと

絶対的なSEO対策を体系化できる人は存在しないでしょう。

これを可能にするのはGoogle内部のエンジニアのみ。

もちろん、企業の根幹に関わる機密事項のリークなどは起こりうるはずもなく・・・

 

 

私もかつてサイト構築を始めたころは、SEOについて色々と悩んでいました。

「このプラグインを入れた方が良い」とか、「CSSをいじる必要がある」とか・・・

だけど、こう言った小手先の手法に頼らないと本当に上位表示できないのか?という疑問は常にありました。

 

レイヴン
レイヴン
「SEO対策」で検索すれば色んな情報が出てくると思います。

しかし、そんなSEO対策を徹底しても、どうにもならない限界があります。

Googleのクローラーがしっかりとサイトを認知するためには

最低限「こうしなければいけない」という構築があるにしても、

今や無料のワードレステンプレートの初期設定ですら十分だと思っています。

 

 

私が何故、過度なSEO対策を不要だと思っているのか、

この記事ではSEO対策の限界点と、代わりに何をするべきかという点について解説していきます。

SEO対策は「量」から「質」へと変化していった

2010年頃は、こすい手段を使ってサイトを構築する手法が流行っていました。

自演のサテライトサイトから被リンクを飛ばして検索上位を押し上げたり

被リンクを購入したり、ツールを使って記事を量産するというやり方です。

 

そんなゴミのような手法でも簡単に稼げていた時代でした。

 

低品質な記事が検索上位を占める状態になった状況をGoogleは

検索エンジンのアルゴリズムを定期的に更新したり、

低品質なサイトにペナルティを与えたりすることで、ネット上のサイト全体の質を高めるように尽力しました。

 

 

Googleがアルゴリズム上で優位性を持たせるサイトについて

極めてあいまいな表現で「指針」を提示してくれています。

 

「ユーザビリティの高いサイトはアルゴリズム上で優位です」

「コンテンツ内容が有益であるとアルゴリズム上で優位です」

「権威性を高めるとアルゴリズム上で優位です」

 

このようなニュアンスでGoogleは提示していますが、これは絶対的な正解とは言えません。

とはいえ、Googleが提示する以上は順守すべきだというのは当然なので

世のブロガーやアフィリエイターはGoogleの意向に沿うようにサイトの構築を進めてきました。

 

 

こうして

ブラックハットSEO(自演リンクの「量」によるSEO対策)が横行していた時代から

ホワイトハットSEO(コンテンツ重視の「質」によるSEO対策)の時代へと変遷していったのです。

レイヴン
レイヴン
2010年前後はブラックSEOで簡単に稼げていた時代がありました。

でもGoogleは質の高いサイトを評価するアルゴリズムの調整と手動ペナルティを都度行い、ブラックハットSEOの排除を進めて行ったのです。

ブラックハットSEOの排除が進むと、それにあわせてホワイトハットSEOのサイトが増えてきました。

こうして検索結果画面には平和が訪れる。

・・・・・・・・・はずでした。

SEO対策はゴールが存在しない耐久マラソンを続ける苦行へと化す

2017年末に大きなGoogleアルゴリズムアップデートが行われました。

 

 

それが「健康アップデート」

 

 

このアルゴリズム変動は数多くのブロガーやアフィリエイターを阿鼻叫喚に陥れ、

数百万円稼げていたアフィリエイターですら、リタイヤするものが続出するほどの大事件でした。

 

健康アップデートで特に酷かったのは、

完全にホワイトハットSEOでサイトを運営していた

良質なサイトですらも検索圏外に吹っ飛ばされてしまったという事です。

その様はこれまでのアルゴリズム変動の比ではないほどではなかったようです。

それまで構築されていったSEOの基盤が全て吹っ飛ばされました。

 

 

どれだけコンテンツの質を高めても

どれだけまっとうなやり方でサイトを運営していても

吹っ飛ぶ時は吹っ飛ぶ。

まさに理不尽な台風。

こうして、何となくぼんやり存在していた「ゴール」が跡形もなく消え去りました。

 

レイヴン
レイヴン
この大変動は、サイトコンテンツの質を高めるとか、SEO対策で検索順位を押し上げるとか

そんな諸々の手法の全てが、いつでもゴミ同然となるという事を私たちに教えてくれました。

単純に吹っ飛ぶものは吹っ飛ぶという現実を見せつけられた感じだね。

 

 

では・・・

 

もう真面目にサイトを作ることも、

SEO対策をする事も何をしても無意味だからやらない方が良いってことなんでしょうか?

ブログやアフィリエイトはおオワコンと化したという事でしょうか?

本当の「オワコン」はブログやアフィリエイトではなく「SEO対策」

終わったコンテンツ。通称オワコン。

巷では

男子
男子
「ブログはオワコン」

「ブログは読まれなくなった」

「アフィリエイトはオワコン」

「次の時代は動画だ。テキストの時代は終わった」

このような意見を最近よく目にします。

 

ブログ運営やアフィリエイトはもはや稼げないし、

もはやテキストコンテンツは読まれなくなっている。

アフィリエイト市場の売り上げと出稿も減っており、オワコン化している。

これから動画コンテンツが伸びるから、総じてブログはオワコンと言える。

・・・・という事なんでしょう。

 

 

こんな主張をしている人は、問題の本質を全く理解できていません。

「ブログの売り上げが減った」等の目の前の事象だけで短絡的に考え過ぎています。

 

今までの手法では稼ぎにくくなったのは事実。

アフィリエイトのスポンサー出稿が減っているのも事実。

でもオワコン化しているのはブログではありません。

オワコン化したのはSEO対策です。

 

レイヴン
レイヴン
SEO対策がどうにもならない状況にある事を、

アフィリエイトやブログがオワコン化しているという主張につなげるのはいささか強引です。

アフィリエイト市場の売り上げが減った根本的な原因は不安定なアルゴリズムの変動のせいです。

加えて、「SEO対策」と呼ばれていた固定概念がひっくり返されただけの事。

それはブログで稼げない事とは全くの別問題でしょう。

 

 

「ブログはオワコン論者」の主張は滅茶苦茶です。

それまで胡坐をかいていたアフィリエイターやブロガーのサイトが健康アップデートで吹っ飛んだように

不安定なアルゴリズムでアフィリエイト広告出稿と売上が減っただけのこと。

 

 

それがなぜブログがオワコンに繋がるのでしょうか?

ニッチジャンルや過疎キーワードでは大してアルゴリズムの変動を受けないのは実証済み。

自分にはブログ・サイト構築のスキルがなかったと吐露しているだけです。

 

 

また、

動画コンテンツが伸びると、テキストコンテンツが見られなくなるというのも謎。

その人は受験勉強や資格の勉強をするときに、全て動画で勉強したのでしょうか?

 

そのユーザーの用途によって適切な媒体が変わってくるのは当然のこと。

基本的にあらゆる問題を分別できていない人が、ブログはオワコンと主張し続けています。

レイヴン
レイヴン
これ以上ないほどに電子書籍が普及しても、未だに本そのものは全く姿を消しそうにありあmせん。

それは、集中して学ぶ時や没頭する時には、紙媒体こそが最強である事をみんな知っているからです。

ブログに適したコンテンツはいくらでもあります。

なんでもかんでも動画コンテンツが取って代わるなんて考えられません。

 

「動画コンテンツが伸びる」ことや、「SEO対策がオワコン」である事が

なぜか「ブログはもう稼げない」という問題にすり替わっていたわけです。

SEO対策は無意味と化した今、私たちは何をすべきか

意味を成していないSEO対策アルゴリズム疲れ

これこそが第一線で活躍していたブロガーやアフィリエイターの

急速なブログ・サイト離れを招いた原因です。

これからの時代、小手先のSEO対策に力を浪費するのはあまり得策とは言えません。

 

 

では結局、私たちはこれからどのようなコンテンツの展開を進めて行けばいいのでしょうか?

SEO対策以外に対策はあるのでしょうか?

レイヴン
レイヴン
SEO対策ではなく、セグメント対策を推奨します。

「ユーザーを分けて考える」という視点から

ブルーオーシャンジャンルや、ブルーオーシャンキーワードを掘り起こしていく作業です。

それは「SEO競争とは無縁の世界で戦える」という事と同義と考えてもいいかもしれません。

 

 

Googleアルゴリズムで大変動を受けるジャンルというのは、そのほとんどがレッドオーシャンのジャンル・商材です。

アフィリエイト商材が数多く存在し、強力なキーワードも溢れかえっており

とにかく順位の変動がめまぐるしいのが特徴です。

 

 

こんなレッドオーシャンの中に飛び込んでしまえば、

長い時間をかけて真っ当なやり方でサイトを育てても、アルゴリズムで簡単に飛ばされるリスクが高いわけです。

そのために重要なのは、検索ユーザーのセグメントを明確にする事。

 

 

この商品の検索ユーザーはどんなキーワードで検索するのか?

どんな悩みを持っているのか?

どんな生活を送っているのか?

 

収益を生み出してくれるのは自分のサイトの力ではなく

Googleアルゴリズムでもなく

ASPでもなく

広告主でもなく

ほかならぬ検索ユーザーです。

私たちの記事を評価して、広告主の商品を評価して、ようやく購入に至ってくれる。

 

 

全てを握っているのは検索ユーザーです。

 

 

しっかりリサーチして、セグメントを意識していればサイトの滞在時間が伸びます。

そうすれば結果的にGoogleの評価に繋がるのです。

 

 

それなのにGoogleに好かれようとSEO対策ばかりに注力するのは本末転倒とも言えます。

「ブルーオーシャンジャンルのアルゴリズム変動は弱いのでは?」という仮説は、

先日のアルゴリズム変動でほぼ確証へと変わりました。↓

2019年6月限定収益報告!アクセス急減も100万円超えはキープ2019年の6月には大きなGoogle検索のコアアルゴリズムアップデートがありました。 この大変動で、私のメインサイトも大きく順位...
レイヴン
レイヴン
検索ユーザーの為に情報発信をしていても、上位表示されないような時代。

だからといってユーザーを軽んじて小手先SEOに走ってはいけません。

本格的なSEO対策はやること多すぎるし、アルゴリズムの度にやり直しているんじゃキリがないんです。

そもそも何故収益が発生するのか、根本的なところから見つめ直しておこう。

検索ユーザーのニーズを把握して、ブルーオーシャンで戦っていくことで、

アルゴリズムの変動から隔離された環境で戦えるようになります。

 

この記事の概要をまとめてみますと・・・・↓

SEO対策不要のセグメント対策まとめ
  1. 小手先SEO対策は無駄(タイトルやキーワード選定くらいは意識する)
  2. レッドオーシャンであれば、ホワイトハットSEOでも「飛ばされる」リスクが高い
  3. セグメント(ユーザーごとにニーズを分ける事)を意識してブルーオーシャンを見つけだす
  4. ユーザーありきの情報発信でサイト滞在時間を延ばす
  5. ユーザーの滞在時間が延びればGoogleからも評価される

私がやれていることはこれくらいです。

SEO対策にガッツリとリソースを割かなくても、月収100万円を超えることだってできます。

まずはユーザーの潜在的なニーズを調べるためにも、しっかりとリサーチをしていきましょう!

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