ブログ運営は「ブログを始めて1ヵ月で10万円行きました!」
というような報告をする人が定期的に出てくるようなビジネスです。
後発組でも「稼げました」という報告は
私がこのインターネットビジネスを知った10年程前から常に出続けています。
既に稼げていた人も稼げなくなることはよくありますし、ブログ始めて1年足らずでトップランクに稼げる人も出てきます。
ちなみに私はかなりゆっくり時間をかけて副業をやって法人化まで進めました。
本業も育児も家事もやらなければいけなかったので、そんなにガッツリ作業時間を取れない状況でした。
私のこれまで副業変遷を軽くまとめてみました。↓
- 2017年の9月に副業禁止の会社でサイト運営を始める
- 2018年の8月頃に月収10万円を超える
- 2018年11月には本業の月収超え
- 2019年2月には副業の月収が本業月収の2倍以上になる
- 2019年5月に月収150万円を超える
- 2019年10月に株式法人化
- 2020年3月に副業黙認の企業に転職
ブログを初めて1ヵ月で10万円稼いでいる人がいるぐらいなので、
謙遜とか抜きにしても、そこまで大したことはやれていないでしょう。
先行者優位とか後続組とか関係ないのがブログやサイト運営の世界。
いつ始めようとも、稼げる人は常に一定数以上出てくるんです。
Contents
ブログやサイト運営で稼げている人はどれくらいいるのか?
ブログ運営やサイト運営は稼げます。
もちろん誰でも稼げるわけではありません。
誰でも稼げるチャンスがあるという事です。
ちなみに、2018年のアフィリエイトでの月収分布はこのようになってます。↓
「収益0円」が全体の23.3%と特に多く、
次いで多いのが「月1,000円未満」の14.5%です。
そして52.8%という半数以上の人が月1万円にも満たない収益です。
半数以上の人が1万円も稼げない世界。
いつ見てもこういった統計は厳しい数字です。
ただ、ここで気づいておきたいのは「月100万円以上稼いでいる人」が9,9%と1割近くもいる事です。
そしてその1割の中のほとんどの人は、私たちと何ら変わらないただの凡人なんです。
ブログやサイト運営が稼げる・稼げないの論争するのは本当に無意味で
月100万円以上稼げている人が1割もいる時点で結論は出ています。
ブログ・サイト運営は稼げるんです。
そして、それと同時に中々稼げないんです。
その事実はこれから先しばらくの間は変わらないでしょう。
後からブログを始めた方が対策しやすいし有利
先人達が重ねてきた失敗は、後発組に成功の糧を与えてくれます。
「こんなやり方で駄目だった」
「これからの時代はこれはオススメできない」
「こんなやり方がこれから先は良いかもしれない」
とか
今の時代はこのような情報が溢れかえっています。
2010年頃はかなり情報が閉鎖的でした。
今では無料で手に入るような情報が、10年前は数万円とかで売られていたんです。
古くなった情報の価値が下がり続け、「有益なコンテンツを発信しないと稼げない時代」と言われるようになったため、
本来お金を取っていたはずの情報を、簡単に無料でバラまく人たちが続出してきました。
時代は占有から共有の時代へ変わってきたのです。
今では先行者たちの様々な成功や失敗が統計となって、
後発組の私たちに素晴らしい情報を無料で与えてくれます。
わざわざ失敗を重ねずとも、こうやればいいという王道を教えてもらえる。
だからこそ後発組の方が有利ともいえるんです。
今のAI時代に、中年よりも情報社会の中で育った若者の方が有利である事と同じ状況です。
ちなみに、10年前に稼げていたサイト運営手法で稼いでいる人は、表からほとんど消えました。
最適な稼ぎ方というものは時代に合わせて常に変化し続けます。
私たちが参入すると同時に消えていく人もいるんです。
それと同時に情報の価値は無くなってきたようにも感じるね。
有料商材の「情報そのもの」には、もはや価値は無い。これについてはこちらの記事で解説しています。↓
Googleアルゴリズムの変動で稼げる人は循環している
後発組でも勝てる要因として一番大きいのが、このGoogleアルゴリズムの変動です。
Googleアルゴリズムの変動とは?↓
インターネットで「みかん」と検索した時に
検索結果のページに「みかん」に関するサイトを表示する際の、順番決めルールのようなもの。
このアルゴリズムが変化すると、今までトップページに「みかん」というキーワードで表示されていたサイトが出なくなったり、今までトップページにいなかったサイトが一番最初に表示されるようになったりという検索結果に大きな変動が起こる。
アルゴリズムの変動は、世の中のブロガーやアフィリエイターに定期的な阿鼻叫喚を味わわせてくれる。
予測と対策はできても、それ自体を防ぐことはできない地震のような天変地異です。
これまで何年感もずっと稼げていた人が、たった1週間で全く稼げなくなる程の変化を引き起こすのがこのアルゴリズムの変動です。
ついこの間もGoogleアルゴリズムの大きな変動があり、
月100万円以上稼ぐブロガーやアフィリエイターの多くが甚大な被害を受けていました。
有名どころのブロガーでも「サイトへのアクセスが半減した」という報告が3割ぐらいはいたように感じます。
だからアルゴリズムを変動させて、サイトの質を向上をさせることを狙っています。
質の悪いサイトも上がってくることはあるから全く完璧ではないし、本意は分からんです。
つまり、Googleは常に検索ユーザーに有益なサイトをトップに表示しておきたいんです。
でも、Googleのアルゴリズムの隙をついて、うまいこと検索順位を上げようとする人はたくさんいるから
そのような悪質なサイトをふるいにかけるためにもアルゴリズムを定期的に変動させている訳です。
まだまだGoogleの検索エンジンが不完全です。
2017年12月にGoogleがやらかした「健康アップデート」が良い例で、健康・医療系のコンテンツを発信していたサイトは軒並み検索結果から吹っ飛ばされました。
健康アップデートで順位が上がったサイトは、なぜか総合病院のホームページや医療関連の論文等。
検索ユーザーが論文読みますか?
本来検索ユーザーが求めている情報とは違うはずなのにこんな状況になってしまいました。
だからこれからも理不尽な変動は間違いなく起きますし、
精度は増していくもののアルゴリズムの変動はそのような不完全なものとしてあきらめるしかないのでしょう。
「先行者優位」なんて概念はブログやサイト運営においてもはや存在しません。
稼げていた人も稼げなくなる。
稼いでいる一定数の人たちは常に入れ替わって循環しているんです。
だからこそ新規参入してもいつでも稼げるチャンスはあるんです。
ブロガー人口は増え続けても、稼げる人は結局稼げる
ブロガー人口やサイトアフィリエイター人口の正確な統計はありませんが、
様々な情報を元に算出してみると、大体600万人前後がブログを運営していると言われています。
副業解禁の流れや、ブログ・SNSの環境が今以上に更に整っていくことで
ブログ・サイト運営人口はこれから先も増え続けて行くことは間違いないでしょう。
結局は続けた人だけがいつまでも稼げる。
アルゴリズムのせいで稼げなくなる人がいるかもしれないけど、そのおかげで長期的に見ればブロガー市場が飽和する事も無いでしょう。
Googleアルゴリズムが不安定な今の状況の中ではSEOだけに頼ってはいけない。
自分だけの聖域を作ってしまえばライバルはいないし、
検索エンジンにも依存し続けなくていいんです。
後発組が勝つためには自己分析が必須!
後発組が有利とは言っても、先行者がやっている事をそのまま真似て
「雑記ブログでアドセンス!」とか「ツイッターでブログ誘導!」とかやってみたところで
何の意味もありません。
何故わざわざ先行者が有利な土俵で戦おうとするのか?
後発組が勝つためには「自分の得意分野」と「キャラクター」のどちらかで戦うのが必須です。
まずは自己分析!徹底的に自分の強みを探す事!
そして自分の得意分野の発信が、一般的に需要があるか市場があるどうかをリサーチする事も必要不可欠です。
「自己分析」と「市場分析」と「ターゲット分析」
これ、誰もやらないです。
「リサーチの仕方より稼ぎ方を教えろ」って言いたくなります。
誰もやらない。
だからこそ勝てるんです。
リサーチ方法についてはこちらの記事で解説しているので参考にしてください。↓
これはブロガー側が悪いわけではないよ。
情報の受け取り手が思考を止めて「稼がせてもらおう」と考えている事にそもそもの原因があります。
単純なモノマネで稼ぎ続けられる時代ではありません。
常に自分で考え続ける事がこれから後発で生き残っていくためのカギです。
これからブログを始めて勝ち続ける為には自分のオリジナリティとポジショニングを確立して独自コンテンツの育成を目指しましょう。