私自身はこれといった「SEO対策」を実施していません。
なぜ私がSEO対策を実施しないのかという理由についてはこちらの記事でも解説しています。↓
SEO対策をしない理由を平たく言えば
SEO対策を生業にしているアフィリエイターと戦う事自体が不毛であるし、
10年以上前から未だに明確な答えが確立されないためです。
度重なるGoogleアルゴリズムの変動は
それまで積み上げられた「SEOの教科書」をいとも簡単にぶち壊します。
まるで文科省が発行する「歴史の教科書」のよう。
都度変更しては、また一から作り直しです。
アフィリエイトを知った最初の内は、タグをいじったりサイトの表示速度を気にし過ぎたりと
色んなSEO対策に必要以上に力入れてました。
尚Googleに気に入られた所で、その記事のマネタイズが不完全であれば収益は発生しません。
不毛なSEO対策に疲弊する前に、他にもやるべきことがたくさんあります!
代表的なSEO対策には「被リンク」や「中古ドメイン」
「メタディスクリプション」、「サイト速度」、その他諸々・・・・
もう忘れてしまいましたが、
検索ユーザーには目に見えない所での滅茶苦茶細かい小手先の手法が大半を占めています。
ただ単純な検索順位の押し上げが目的であれば、巷に溢れているSEO対策をやればいい。
検索順位を押し上げて、尚且つそれを維持することが目的であれば、
やるべきことは全く違います。
この記事では、SEO対策が大嫌いな私がこれまで実施してきた
検索ユーザーに評価されつつも順位を押し上げて、
尚且つそれを維持する3つの手法について解説していきます。
Contents
レイヴン式SEO対策①「記事タイトル」と「見出し」に全てをかける
こればっかりは当たり前すぎて語る事すらはばかられますが
記事タイトルはマジで重要です。
記事内容がゴミだろうと、キーワードが何であろうと
「検索ユーザーに記事を読まれるか」
「Googleに順位を押し上げてもらえるか」は
全て記事タイトルにかかっていると言ってしまっても過言ではありません。
街を歩いていてつい入りたくなるお店というのは、
店の外観や看板にこだわりや人を引き付ける工夫があります。
実店舗では外観が違うだけで客足は大きく変わるのです。
これはサイト記事に置いても同じことが言えます。
人の興味を惹き付けるタイトルはサイトへのアクセスを増やし、
Google検索エンジン上でも、検索順位が押し上げられるようになります。
ユーザー心理や検索エンジン上で有効的な記事タイトルに関してはこちらの記事で解説しています。↓
検索ユーザーの潜在的ニーズを汲み取り、キーワードをタイトルに織り交ぜて行くだけ。
これだけでもアクセス数は増えますし、サイト滞在時間が延びて結果的にGoogleの検索エンジンにも評価されます。
さらにはGoogleの検索エンジンで上位表示される為にも、明確なキーワードを絞って織り交ぜないといけません。
記事のタイトルは収益化の為のための全ての入口です。
SEO対策を無駄に意識するよりも「タイトル構成」に時間と手間をかけましょう。
レイヴン式SEO対策②検索ユーザーのサイト滞在時間を延ばせ
タイトルで検索ユーザーを引き込んだら、
そのユーザーをガッチリつかんで逃がさない工夫をしましょう。
タイトルをクリックしてくれたという事は、タイトルに惹かれてしまう「何かしらの理由」があります。
つまりタイトルに嘘はつけないという事。
いかに検索ユーザーの心理の流れに沿った有益なコンテンツを分かりやすく展開できるかという事にかかっています。
有益なコンテンツを展開しつつ、記事からの早急な離脱を防ぐためには、次のような流れに沿って記事展開をすると有効的です。
- 簡潔な記事タイトルで検索ユーザーを絞り込む
- 記事冒頭でユーザーの悩みを提示し共感する
- 第一部で結論・解決策を先に述べる
- 第二部で結論・解決策の理由を述べる
- 第三部で具体例を述べる
- 第四部で再度結論を述べ、解決案を提示する
- 解決した後の未来を想像させる
それぞれのステップについて解説していきます。
①簡潔な記事タイトルで検索ユーザーを絞り込む
この流れに沿って次のような記事を書いたとします。↓
■【実体験】○○洗顔は30代ニキビに効果的?2週間で驚きの結果が!?
このように「30代」で「ニキビ」に悩んでいる人への「実体験」の訴求記事である事をタイトルではっきりと述べておきます。
②記事冒頭でユーザーの悩みを提示し共感する
記事冒頭ではまずターゲティングして、足止めを図ります。
- 私は以前慢性的なニキビに悩んでいた。
- 30代になってニキビがひどくなった
- 敏感肌で、洗顔料選びに気を使う
こうして、「私も悩んでいる」という検索ユーザーへの理解を持っている事と
「これ、私といっしょじゃん!」という共感を得ることもできます。
③第一部で結論・解決策を先に述べる
さらに、記事の頭の方で結論や主張をはっきりと明言してしまう事で、ユーザーを逃がさないようにします。
- 私は2週間、○○洗顔を使ってみた所でこのような結果が出ました。(写真添付)
この「○○洗顔」のたとえであれば、先に2週間後に結果どうなったのかという結論と
その証拠となる写真を載せます。
このように、ユーザーの気になる結果や結論、主張はなるべく早く済ませておきます。
④第二部で結論・解決策の理由を述べる
自分の結論を先に述べたら、
なぜこのような結果になったのか?
なぜそのような主張ができるのか?
その証拠や理由をすぐさま述べましょう。
- 敏感肌の私にも優しい天然由来の成分しか使われていない
- 30代の女性からも圧倒的支持を受けている
検索ユーザーは、その記事の主張が強力なものであればある程
「何でそんな事が言えるのか?」と理由を知りたがります。
そこですかさず理由を述べる訳です。
「主張をしたらすぐに理由を述べる!」
これはコピーライティングの鉄則です。
⑤第三部で具体例を述べる
具体例は「結論・解決策の理由を述べる」という過程で同時に使う事が有効的です。
この○○洗顔の記事で言えば、自分のレビューそのものやネットの口コミが具体例として使えます。
- ネット上ではこのような口コミもありました
- 他の洗顔と比べてみた時のメリットなど
- 一世帯当たりの洗顔料の平均購入金額
どこかの第三者機関が出している洗顔料に関するデータを公開している所があれば、
そのデータを引用するのもいいかもしれません。
⑥第四部で再度結論を述べ、解決案を提示する
主張の理由を具体例を交えて架設することができたら、
もう一度自分の結論を述べます。
- 2週間でニキビを減らすことができたのは○○を使ったから
- 30代ニキビに悩むなら、○○洗顔を選んでみるのもいいかもしれない・・・
結論の再提示によっていよいよ検索ユーザーに購買行動を起こさせます。
重要なのは「あくまで○○洗顔は選択肢の一つでしかない」という点を強調することです。
これが絶対的に重要。
アフィリエイターは商品の「販売者」ではありません。
「紹介者」です。
- この商品が絶対的にオススメ!コレ使っとけば間違いない!ナンバーワン!
このような表現はなるべく避けましょう。
検索ユーザーに「まだ別の洗顔料を選ばせる余地」を残しておいた方が、購入へつながります。
商品を売り込むのは、URLを踏んだ先のランディングページ(広告主)の仕事です。
⑦解決した後の未来を想像させる
最後に、問題を解決できた後の生活を検索ユーザーに想像させることも有効的です。
例えば以下のようなくだりですね。↓
- 慢性的なニキビに悩まされる時間が無くなった
- 化粧の時間が大幅に減った。化粧が薄くてもOK。
- ショッピングに出かけることにためらいが無くなった
検索ユーザーは「○○洗顔」が欲しいわけではありません。
「ニキビが無くなった後の生活」を欲している訳です。
検索ユーザーにとっての「価値」が一体どこにあるのかという事をしっかり理解しておけば
この解決した後の未来を想像させるという手法が強力な武器となります。
レイヴン式SEO対策③関連記事の内部リンクを徹底する
次に私がやっているSEO対策らしい対策と言えば、
サイト内の記事を上手くからめた内部リンクの徹底です。
前述した「②検索ユーザーのサイト滞在時間を延ばせ」というステップとも関連性が高く
個人的にメチャクチャ大事にしているサイト構築手法です。
例えば、この記事の冒頭には以下のような内部リンクがされています。↓
SEO対策が無駄だという結論に至った理由について触れた記事です。
この内部リンクは、
「化粧品ランキング」や「おすすめ化粧品まとめ」のような包括的な記事を作った際に重要な役割を果たします。
1位の化粧品の単体紹介記事への内部リンクを張ったり、
最下位の化粧品のデメリットに触れた記事への内部リンクを張ったり・・・・
各個別記事を設けて、よりコンバージョン率を高める役割を持たせるのです。
他にも「ジャンル系のキーワード記事」から「商標系の記事」への誘導も効果的です。
例えば「ニキビの治し方」という記事を書いた時には
- 十分な睡眠を取る
- 食事のバランスに気をつける
- 化粧品を変えてみる
という様な、いくつかの主張があるかと思います。
それなのに、いきなり以下のようにアフィリエイトにつなげている記事がよくあります。↓
ニキビの治し方は次の3つがあります!睡眠、食事、洗顔料です!
特に「○○洗顔料がオススメ!購入はこちら!」
という様にアフィリエイトリンクを貼ってもほとんどクリックされません。
「ニキビの治し方」という包括的な記事から直接「○○洗顔料」の広告にはつなげず、
以下のように内部リンク誘導を図ります。↓
ニキビを治すには、睡眠、食事、洗顔料の見直しが大切ですね。
洗顔料としてオススメのものはこちらの記事で紹介しています。→内部リンク
何度でも言いますが・・・・
検索ユーザーの意図をしっかりと理解しておきましょう。
ニキビの治し方が知りたい人は、「○○洗顔料」が欲しいわけではなく
○○洗顔料によって得られる価値や未来が欲しいのです。
ニキビの治し方の記事でいきなりオススメ洗顔料を紹介すると、ユーザーは困惑してしまうのです。
コンバージョン率を高める効果も持っています。
しっかりとその役割を理解して積極的に活用していこう!
「SEO対策」よりも「ユーザーファースト」
この記事では、私がSEO対策の代わりにやっている
3つの検索押し上げテクニックについて解説していきました。
- レイヴン式SEO対策①「記事タイトル」と「見出し」に全てをかける
- レイヴン式SEO対策②検索ユーザーのサイト滞在時間を延ばせ
- レイヴン式SEO対策③関連記事の内部リンクを徹底する
アルゴリズムの変動によって、その都度SEO対策は変化していきます。
しかし絶対的な答えがない以上は、SEO対策は「ユーザビリティの追求」からの後天的なものまでに最低限とどめおき、
Googleの機嫌取りよりもユーザーに合わせてコンテンツの展開を進めて行った方が
利他的に見えて案外合理的ではないかと考えています。
Googleファーストで考えるか
ユーザーファーストで考えるか
この論争はチラチラ目にしますが、いつまでたっても答えは出ないでしょう。
どちらも大事。
しかし、どちらか一方を取るならユーザーファースト。
SEOを突き詰めてもユーザーからの支持は得られない。
これが答えです。
どちらも大切にするなら、ユーザーに寄り添った方が良いってことです。
なかなか難しいですが、ユーザーファーストを目指してサイト展開を目指していきましょう!