ブログ、サイト、YouTube、ツイッター、Facebook、note、メルマガ等々
このような各プラットフォームのことをメディアと呼んでいます。
自分だけのメディアを作り上げることで、
自分の強みや好きなことで収益を発生させることができるだけでなく
継続的な収益を発生させることができる「資産」すらも構築することができます。
資産にもなりうるその媒体・メディアのひとつが「ブログ」です。
これまでの社会は「我慢の対価」=「稼ぎ」というのが当然の感覚でしたが
「自分にしかできない発信」=「稼ぎ」になるのが今の時代の潮流です。
3年間で1,000万円近く収益を出した私のサイトを実例に、これまでやってきた稼ぎ方についてこの記事では簡単にまとめていきます。
まずはブログやサイトをつくることによってどのように収益を発生させることができるのか、
そのマネタイズの仕組みはどのように構築していくのかということについて具体的に解説していきましょう。
Contents
私は「結婚式の動画編集方法」のサイトを作り、収益を作った
■https://beginner-movie.com/wedding/
私が作った「ウエディングムービーの自作方法をまとめたサイト」は
月間16万PV(閲覧数)、月収150万円以上を叩き出したことのあるサイトです。
今現在はコロナ危機の影響を受け、PVと収益は激減しています。(鬱)
このサイトを作り上げるために使ったツールや、その収益方法についても紹介していこうと思います。
あらかじめ断っておきたいのは、このサイトは決して再現性があるテーマではないという事です。
あくまで同じツールを紹介するのと、稼ぎ方のひな型をお伝えするだけです。
私ができたからと言って同じような稼ぎ方ができるわけではないというのを理解しておいてください。
ここに、あなたの経験とコンテンツを当てはめれば、同じように稼げるブログ構築ができるはずです。
ブログとサイト運営で収益を生み出す大まかな仕組みと流れ
ブログやサイトで稼ぐ主な手段は「広告」です。
「広告」と聞くと、凄く大変そうなイメージがあるかもしれませんが、自分のブログに広告を貼る事自体は意外と簡単にできます。
- 自分のブログ・サイトを立ち上げる
- ASPに登録する
- 記事を作成する
- 記事内にASP広告を貼る
- サイトを訪れたユーザーが広告をクリックする
- クリック先で商品(orサービス)が購入されると収益が発生する
このような流れで収益が発生します。
まずはブログ・サイトの具体的な構築方法について解説していきます。
ブログ・サイトの構築は6つのステップから成る
ブログを立ち上げるステップは次の6つの過程になります。
ブログを始めようとする際には
ドメインとサーバーとワードプレスが必要です。
アメーバブログやライブドアブログ等の無料ブログという選択肢であれば、ワードプレスもサーバーも必要無くなります。
目的が「趣味」の範疇であれば無料ブログで良いでしょう。
しかし、お金を稼ぐための「収益化」が目的のブログであれば無料ブログでのマネタイズは絶対に避けてください。
自分でサーバーを契約して行うブログを強く推奨します。
私はとりあえずサーバーとドメインは支払いましたが、ワードプレスのテーマだけは無料のテーマ(Simplicity)のままで半年使い続けていました。
しかし、思い切って15,000円程のテーマを購入してサイト構築を進めたところ、
作業効率は劇的に上がるし、サイトデザインの狂いは起きないし、見栄えも格段に良くなりました。
やってみないとわからない圧倒的な差です。
ちゃんと自分でドメインとサーバーとワードプレスを設置してカスタマイズすることが
他のライバルと差をつける第一歩になります。
私が現在運営しているやり方でサイト構築を始めるとなると
- 初期費用はサーバー代で約7,000円(3ヵ月分の代金前払い)
- ドメインで約1,000円(一年間契約)
- ワードプレステーマで約15,000円
つまり初期費用でおよそ23,000円掛かる事になります。
これを未来への投資として割り切れるかどうか、判断できるかどうかが大きな分かれ目だと思います。
私自身も、結婚式を終えたばかりで二人目の子供が生まれたばかりで、本当にお金がない頃にサイトを本格的に始めています。
1万円ですら捻出するのが本当に厳しい時期がありました。
初期投資の捻出と決断ができたおかげで、今のお金と心に余裕のある暮らしがあります。
ネットビジネスほど投資が少なくて失敗しようの無いビジネスは他にありません。
ブログ・サイト構築をケチって全て無料で始めようとすると、本当に余計な時間がかかりますし
時間がかかると人はどんどん諦めて行くんです。
効率良く収益を発生させるためにも、投資すべきポイントの判断は間違えないようにしてください。
ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)とは?その役割と広告の貼り方を簡単に解説
ASPとはアフィリエイトサービスプロバイダの略で、
アフィリエイターと広告主の仲介をする業者の事です。
私達アフィリエイターはASPに登録し、そこから各広告主の商品バナーやテキストリンク(もしくはURL)をもらいます。
そのコードを自分のサイトに転載すると、広告が表示されるようになるという仕組みです。
サイトに訪れたユーザーがその広告をクリックして、リンク先のページで商品やサービスを申し込むと、
そのサイトを運営している自分に収益が入ります。
今回は、日本で最大手のASPであるA8.netからエックスサーバーのリンクを引っ張ってきます。
ASPで提供されている広告には、
文字だけのテキストリンクと、画像がついたバナーリンクといった広告があり
広告主によって広告の数や種類は大きく違います。
実際にこのような広告を作ってみましょう。↓
まずはA8.netにログインします。
こちらがA8.netの管理画面です。↓
この管理画面の上部にある検索バーから「エックスサーバー」を検索します。↓
エックスサーバーを検索したら、複数の広告案件が出てきます。
提携申請を済ませて「広告リンク作成」をクリックしましょう。↓
アダルトサイト等を運営しない限り、A8.netの広告はほとんど申請で弾かれることは無いかと思います。
ブログやサイトを始めたばかりで、ほとんど記事が無い状態でもA8.netは提携申請が通りやすいです。
日本一の広告掲載数を誇るASPでもあるので、初心者には一番オススメのASPですね。
ブログ記事を作成し、ASP広告を記事内に設置する
エックスサーバーの広告を実際に自分のサイトに貼って行きましょう。
「広告リンク作成」をクリックすると110件もの広告が出てきました。
これは広告主の中でもかなり多い方です。↓
「素材をコピーする」をクリックすると、「通常の広告リンク」に記載されているコードがコピーできます。
これを自分のサイトに貼ればOKという事です!
今回はワードプレスというサイト作成ツールを使っています。
ワードプレス自体は無料で拡張性が高いからぜひオススメ。
グーグルもワードプレスを推奨しており、検索エンジンとの親和性も高いです。
大きく稼ぐためには必須のツールとなりますのでぜひ導入しましょう。
ワードプレス画面の上での広告の貼り方を紹介します。
記事編集画面の上部にある「テキスト」というタブをクリックして、
記事書き込み欄にリンクコードを貼りましょう。
そして、今度は「ビジュアル」というタブに変更すると、記事欄に「エックスサーバー」という文字の広告リンクが出来上がりました。↓
これでテキストリンクはできました。
次に、バナーリンクの貼り方を実践してみましょう。
基本的にはほとんど同じ要領です。
先ほどの広告リンク作成画面の上部にある、広告タイプの項目を「バナー」に切り替えます。↓
「広告リンクを表示」を押すと、今度は画像付きのバナー広告がずらずらと表示されます。↓
先ほどのテキストリンクと同じように、「素材をコピーする」をクリック。
自分の記事編集画面の「テキスト」タブにコードをペーストします。↓
そして「ビジュアル」のタブに戻してみると、しっかりバナー広告が貼られている事が確認できました。↓
簡単にASP広告の貼り方を解説するとこんな感じですね。
ASPによっては管理画面が全く違うので操作に慣れが多少必要になってきます。
ブログやサイトで稼ぐにはASPを利用した収益化は確実に必要です。
面倒だからと毛嫌いせずにガンガンチャレンジしていこう。
クリック報酬型のアドセンス広告で手堅く稼ぐ
一定以上のアクセスが集まるサイトであれば、
ちょっとした小銭稼ぎができるアドセンス広告という収益方法もあります。
アドセンス広告はグーグル側が提供している「クリック型の広告」の事です。
アドセンスは簡単に始められるという事でブログ初心者にも非常に人気な広告です。
アドセンス広告はコレです。↓
見えている広告は、そのユーザーがネット上でどのような検索を行ってきたかによって変わってきます。
不動産サイトを見ていれば不動産の広告が出る事もありますし、
洋服のサイトを見ていれば洋服の広告が出ます。
変な広告が出ていてもそれは私が選んだ広告ではない事をご理解ください。
コレをクリックしてもらうだけで、サイト運営者に収益が入る仕組みになっています。
クリック単価は1回あたり10円~30円が多いですが、
クリックした後のユーザーのアクションによっては、1回で300円以上の収益が発生することもあります。
そこまで収益は高くありませんが、ASP広告よりも比較的安定して毎月収益が上がるのが特徴です。
※たまにクリック単価が急落したり暴騰したりすることがあります。
全てはGoogleのさじ加減です。
2019年以降はクリック単価を下げられてしまい、ほとんど期待していない収益源となりました。
アドセンス目的なら時事ネタ専門ブログにしろ!
しかし、アドセンスで収益化を目指すのはトレンドブログが大前提です。
通常のブログ運営ではアドセンスだけでは対して収益化できません。
アドセンスは月10万PVのサイトでも4万~5万円程度の売り上げです。
アドセンス収益はとにかく検索ユーザーに広告をクリックしてもらえばいいので、
「如何にアクセスを集めたか」に終始します。
アクセスが集まりやすい記事というのは、断トツで時事ネタです。
芸能ゴシップや、政治ニュース、重大な事件、流行りのドラマや映画等々・・・
出てきた情報を新鮮なうちに記事にしてアクセスを集めるという、雑誌記者のような情報発信を続ける必要があります。
随分昔からある手法ですが、これをトレンドアフィリエイトと言います。
アドセンス目的ならトレンドネタを上げるのが最も効率的です。
とりとめの無い雑記ブログでグダグダアドセンス広告を貼っても稼げません。
最初から時事ネタで攻めるつもりで展開しましょう。
ちなみにASPもアドセンスも、先に独自ドメインを取得した自分のサイトが無いと登録できません。
サイトを立ち上げて広告を貼ったらおわり!
というわけではありません。
検索ユーザーが広告をクリックするまでの収益動線をいかに作るかが
極めて重要なステップです。
アドセンスが稼ぎにくくなりつつある昨今において、私が重要視している事についてこちらの記事で解説しています。↓
サイトでお金を稼ぐという事は「ビジネス」であることを意識しよう
「好きな事を発信する」という和気あいあいとしたブログ運営では凄く誤解されがちですが
ネット広告は歴としたインターネットビジネスです。
ビジネスである以上、マーケティングの仕組みやマネーリテラシーを学んでおかなければなりません。
「片手間」とか「小遣い稼ぎ」とか、そんなことを考えていては、中学生の小遣い程度も稼げない。
ビジネスだという事をしっかりと認識して参入しよう!
この記事では主にマーケティングの仕組みについて解説していきます。
収益を発生させることは難しいですが、
実のところその仕組み自体は凄く単純です。
収益を生み出す流れを理解して記事を構成しよう
収益動線を作るために私が良く参考にしているのはQUESTフォーミュラ。
これは私がネットビジネスを知った10年以上前から、ずっとコピーライティングの王道の型として存在するものです。
QUESTは人の意識を誘導するのに必要な家庭の頭文字を取ったものです。
- Q:Qualify(絞り込む)
- U:Understand(理解・共感する)
- E:Educate(教育する)
- S:Stimulate(興奮させる)
- T:Transition(変化させる)
それぞれの頭文字を取って「QUEST」です。
これは収益を生み出す為の根本的な考え方なので絶対に身につけておいた方が良い知識です。
このQUESTフォーミュラについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
ビジネスである以上は、検索ユーザー(顧客)がどのような悩みを持っているのかを明確に理解しておく必要があります。
そのために必要な事はただ一つ。
リサーチです。
ブログ運営で最重要なのになぜか軽視されがちな「リサーチ」
私が提唱する「リサーチ」とは次の3つを指します。
- 自己リサーチ
- 市場リサーチ
- ターゲットリサーチ
これらのリサーチはどれも極めて重要で、アフィリエイトをはじめとしたリアルのビジネスでも通用するものです。
詳しいリサーチのやり方に関してはこちらの方で解説しています。↓
わたしはこの3つのリサーチを徹底したおかげで売り上げを伸ばす事ができましたが
9割のブロガー・アフィリエイターはリサーチをやっていないと断言できます。
なぜなら、収益に「早く」結び付きそうに見えないからです。
多くの人は稼ぐ「早さ」を求めます。
しかし、アフィリエイトやブログ運営に置いて「早さ」はどれだけ意味の無い事かを理解しておきましょう。
早く稼げた人は、その分早く稼げなくなります。
長い間粘って稼げるようになった人は、その分長い間しつこく粘って稼ぎ続けます。
不思議だけど本当にそうなんです。
リサーチはあらゆるビジネスの根幹を担うものです。
ここをめんどくさがって次に進むと、結局遠回りをしてしまう事になりかねません。
何度でも言います。
リサーチは死ぬほど重要です。
リサーチせずにラッキーパンチで稼げても、それは一瞬で終わります。
長く稼ぎ続けるにはリサーチできる体質を身につけておきましょう。
ブログを運営する人の方向性は大きく2つに分けられます
ブログ運営をする際の大きな方向性は次の二つに分かれると思っています。
- インフルエンサー寄りのブロガー気質の運営
- 商品寄りのアフィリエイター気質の運営
①「インフルエンサー寄りのブロガー気質の運営」は、
ブロガーである「自分」を主軸にブログを展開しており、
日々の日記やツイート内容、自分の思想について発信している事が多いです。
「②商品寄りのアフィリエイター気質の運営」は、
アフィリエイト案件に焦点を当てており、
商品・サービスの紹介、検索ユーザーの悩みへの訴求について発信している事が多いです。
インフルエンサー寄りのブロガーは「自分」が最大の商品
マーケティング用語で言えばプロダクトアウト。
自分の好きなことから後天的に需要を生み出す手法です。
インフルエンサーのように、自分の「経験」や自分という「キャラクター」を一つの商品として認知させ
自分をコンテンツとしてブログを展開する方法があります。
これは、自分自身に特殊な経験があったり
何かしらの実績を持っている事で大きな差別化を図る事ができます。
ブログ運営の方向性は自分の一次情報にベクトルを向けた情報発信メインです。
唯一無二のブログができるので、時代にハマれば大きく稼ぐ可能性は秘めているでしょう。
アフィリエイター寄りのブロガーは「案件」が最大の商品
マーケティング用語で言えばマーケットイン。
既にある市場に対して売れる商品を流すやり方です。
人の悩みに沿ったアフィリエイト案件を見つけて紹介したり、
アフィリエイト案件から、どの市場に売り込むかを考えたりするブログ運営手法がマーケットインです。
特殊な経験などは不要。
基本的にリサーチをやっておけば、大きく外すことは無いブログ運営です。
どちらが稼ぎやすいかは一目で分かるかと思います。
断然「②商品寄りのアフィリエイター気質の運営」が稼ぎやすいです。
ブログやサイト運営で手が止まってしまう要因の一つには、
どのように収益化に結び付ければいいか明確にできていないという原因が挙げられます。
マネタイズの仕組みづくりは、
なんだかんだで商品やニーズありきで構築するのが、最も効率的で合理的で稼ぎやすいでしょう。
ブログ・サイト運営は収益化までの道筋を明確にしなければ続かない
この記事では、ブログやサイトで収益を生み出すまでの仕組み作りについて解説しました。
- 自分のブログ・サイトを立ち上げる
- ASPに登録する
- 記事を作成する
- 記事内にASP広告を貼る
- サイトを訪れたユーザーが広告をクリックする
- クリック先で商品(サービス)が購入されると収益が発生する
言葉で表すと至極単純なものですが
一つ一つのステップをこと細かに、より具体的にこなす事ができた人が
大きく売上を伸ばす事ができるわけです。
私が嫌いな言葉に次のようなものがあります。
「とりあえず100記事書け!」
「ブログで稼ぐのは100記事を超えてからがスタートライン」
これがブログ収益化の基本みたいになっているのはおかしい。
とりあえず最初は量をこなして、体で覚えて行くというのはわかります。
どんな事でも実際に試してみて経験値を積むというのは重要な事でしょう。
ブログ運営が稼ぐ事を目的としているなら、稼げるためにどのような記事を書くかを思考して実践することが最重要です。
量をこなすのは大切ですが、それを記事数というくくりでカウントしてしまうと
いつしかそれが目的となります。
そうなると思考停止でブログを更新する毎日が続き、
収益に結びつかない状態が続くとあっさり辞めて行ってしまうんです。
ブログの目的は100記事書くことですか?
違います。
1円でも収益を出す事です。
量をこなすと言うなら、1記事1記事をとことん推敲して
リサーチによってニーズも市場も把握した上で、何度も何度も記事を練り直す事が何倍も大切です。
それも間違いなく推敲に掛けた「時間」という「量」です。
記事数のように明確なカウントがしづらいため実感しにくいですが、
頭と時間をフルに使って組み上げた「量」の1つであることには変わりありません。
ろくに考えずに作り上げた記事には価値がありません。
それは自分の満足感を満たすだけのものです。
この記事で解説してきた「仕組み作り」を意識しましょう
- どんなニーズがあるのか?
- どのような手段で発信すべきか?
- どんな商品があるのか?
- どんな訴求方法が良いのか?
- どんなブログ構築が効果的か?
このような要点を具体的な仕組みと作業に落とし込んでいく事が
収益化へとつながる最短の道のりだと私は考えています。
ブログ・サイト運営は思考を回転させて、楽しく続けて行きましょう!