副業として最適なアフィリエイトというネットビジネスにもさまざまな種類があります。
PPCアフィリエイト、情報商材アフィリエイト、自己アフィリエイト、トレンドアフィリエイト、メルマガアフィリエイト等々・・・
この中で私が行っているのはサイトアフィリエイトです。
そしてサイトアフィリエイトにも様々な種類があるんです。
私がやっているのはサイトアフィリエイトの中でも「ジャンル型アフィリエイト」に属するものです。
こちらの分かりにくい図をご覧ください。↓
※あくまで私が簡易的に作成したチャートです。全てのモデルを網羅していません。
商標アフィリエイトとジャンル型アフィリエイトの違いは明確には決まっていません。
一方でジャンル型アフィリエイトは、いくつもの商品を含めたジャンル全体にフォーカスを当てて展開していくモデルの事を私は呼んでいます。
簡単な例を挙げるとこんな感じ↓
- 商標アフィリエイト・・・○○化粧水、▲▲育毛剤、☆☆エステ、■■保険等の商品名単体でアフィリエイトを展開していく
- ジャンル型アフィリエイト・・・脱毛ジャンル、ダイエットサプリジャンル、育児ジャンル、クレジットカードジャンル等の特定ジャンルに絞って、複数の商品や案件をアフィリエイトで展開していく。
サイトアフィリエイトの分類としてはこの2つになりますが、
運営するサイトの規模によってサイト展開の仕方、マネタイズの手法が大きく変わります。
一時期、私も商標アフィリエイトに手を出しましたが
ビジネスモデルとモチベーションの限界を感じてやめました。
なぜ商標アフィリエイトをやめたのかはこちらの記事で解説しています。↓
この記事では
- ペラサイト
- 小規模サイト
- 中規模サイト
- 大規模サイト
この4つの規模のサイトそれぞれの特徴と
サイト展開の仕方やマネタイズの方法について紹介していきます。
Contents
サイト規模別特徴早見表
4つの規模のサイトの特徴を表にしてみました。↓
ページ数 | アフィリエイトスタイル | メリット | デメリット | |
ペラサイト | 1p | 商標アフィリエイト | サイトが手軽に作れる | SEOが壊滅的に弱く、グーグルの標的 |
小規模サイト | 10p前後 | 商標アフィリエイト・ジャンル型アフィリエイト | 手間もかけず、ペラサイトよりも稼ぎやすい | 案件やジャンルの選定をミスると地味に痛い |
中規模サイト | 80p以下 | ジャンル型アフィリエイト | 安定しやすくバランスが良い | 時間がかかる。 |
大規模サイト | 100p以上 | ジャンル型アフィリエイト・ブログ | SEOが強い | 時間がかかる。更新と管理が大変 |
こうやってみると、どのサイトにもメリット・デメリットがある事が分かると思います。
どれをやったらいいかわからなくなりそうですが、私はあらかた、どのスタイルも経験しています。
そしてそのサイトの規模によって戦略は大きく異なってきます。
まずはペラサイトの展開方法について解説していきましょう!
ペラサイトは量が命!商標アフィリエイトで攻めろ!
ペラサイトは1ページのみの構成で作られた、ペラっぺラの薄いサイトです。
基本的には商標アフィリエイトで戦っていく事になります。
1つの商品にだけスポットを当てて展開していくやり方です。
しかし、サイトが1ページだけとはいっても内容を薄くするというわけではなく
必要最低限の情報はのせて、案件への成約を最低限の力で行っていくというアフィリエイトスタイルです。
- ASPの検索窓や検索エンジンで参入ジャンルを調べて商品リサーチ
- 商品が決まったら関連キーワード取得ツールでキーワードを洗い出す
- 検索上位のライバルが多いか・強いかを確認
- 行けそうなら「商標名+○○」のキーワードで日本語ドメインを取得する
- フロントページのみに商品紹介記事を書いていく
- 商品概要・口コミ・自分のレビュー・定期条件・最安値・返品可否などの情報を載せていく。
- ASPのリンクを貼って完成。
一つ一つのステップを簡単に解説します。
①ASPの検索窓や検索エンジンで参入ジャンルを調べて商品リサーチ
ASPの案件検索窓に「脱毛」等を入力すれば、そのワードに沿った商品案件がずらずら出てきます。
また、検索エンジンでも「脱毛 オススメ」等で検索してもアフィリエイターのサイトが出てくるので
アフィリエイターのサイトのオススメランキングでどのような商品が取り上げられているのか?
どのような理由でその商品を紹介しているのか?
そこから売れ筋の商品の目星をつけて行きましょう。
②商品が決まったら関連キーワード取得ツールでキーワードを洗い出す
商品が決まったら関連キーワード取得ツールでキーワードを絞っていきましょう。
キーワードツールの使い方はこちらの記事で詳しく解説しています。↓
その案件を検索しているユーザーがどのようなキーワードで検索しているのかを掴んでおきましょう。
③検索上位のライバルが多いか・強いかを確認
関連キーワード取得ツールで上位に着た関連キーワードで一度検索をかけてみましょう。
検索後のトップページにアフィリエイトサイトが大量に出るようであればライバルは多いです。
その中で同じようにペラサイトでやっているサイトなのか?
大規模サイトの1ページが上位に表示されているのかというのを確認しましょう。
大規模サイトが検索結果にたくさん表示されるようであれば、ライバルがかなり強いキーワードです。
④行けそうなら「商標名+○○」のキーワードで日本語ドメインを取得する
ドメイン名は「○○化粧水口コミ.com」のように日本語で取った方が強いです。
そのほうが「○○化粧水+口コミ」というキーワードで上がりやすくなります。
これは私がいろいろ試した中でも実際に強く感じている事です。
英語名でドメインを取る時は中規模サイト以上のサイトが良いでしょう。
注意点としては「.xyz .org .work」のような格安のドメインは検索エンジンに嫌われている傾向があるので、以前よりサイトが上がりにくくなっています。
少し値を上げて「.com .net .jp」あたりが無難です。
2020年時点でのSEO環境的には格安ドメインは弱く、日本語ドメインはそのキーワードに対してピンポイントに強い傾向があります。
この先どうなってくるかはまだまだ分からない事が多い。アルゴリズムの変化に注意が必要です!
⑤フロントページのみに商品紹介記事を書いていく
サイトを作ったら、サイトのフロントページのみに商品紹介記事を書いていきます。
ペラサイトは1枚だけの脆弱なサイトです。
このフロントページの構成に全てがかかっています。
⑥商品概要・口コミ・自分のレビュー・定期条件・最安値・返品可否などの情報を載せていく。
ペラサイトの記事の構成としては次のような流れが無難でしょう。
- 簡単な商品概要
- よい口コミ・悪い口コミ
- 効果説明
- 実際に自分が試したレビュー
- よくある質問Q&A
- 価格訴求
- 最後のひと押し
このテンプレが一般的な流れではないでしょうか。
全体的に商品の説明はクドくなり過ぎないように気をつけましょう。
どうせリンク先の商品紹介ページに概要は読み切れないほど載っています。
あくまでアフィリエイターは商品の紹介者です。
⑦ASPのリンクを貼って完成。
最後にASPのリンクを貼って完成です。
リンクを貼る場所としては冒頭の商品概要解説のところにひとつと
最後の価格訴求の所に一つでよいでしょう。
あまり貼り過ぎても目障りです。
ペラサイトは量が命です!
1つ作っただけで満足せず、次から次へとサイトを量産して数で勝負していく必要があります。
2020年時点では、ペラサイト運営はお勧めできません。
アルゴリズムの変動が激しく、ペラサイトアフィリエイターとGoogleのいたちごっこが続いています。
なにより将来に繋がりにくく、ずっと小手先で稼ぐハメになりかねません。それはさながら時給アルバイトの様です。
もっと有意義で人の役に立つようなビジネスを目指していきましょう。
小規模サイトは便利な特攻部隊!隙間を狙ってライバルを出し抜け!
手広く高単価を案件を抑えるなら最適なのが小規模サイトの運営です。
アフィリエイトのスタイルとしては商標アフィリかジャンル特化型アフィリとなります。
ペラサイトと決定的に違うのはページの多さ。
小規模サイトは10ページ程度くらいで狭く深く展開していくやり方です。
小規模サイトで商標アフィリエイトをやる時
ペラサイトを作る時と同じ要領でサイトを作り上げます。
しかしフロントページでの商品紹介だけに留まらず、
キーワードツールで一緒に出しておいたキーワードを網羅するように記事を追加していきます。(もちろん自分でキーワードを考えることも大切!)
そして内部リンクでそれぞれの記事を回遊するような仕組みを作ればOKです!
小規模サイトはペラサイトの商標アフィリエイトより手間がかかりますが、
SEO的に強くなり、商品成約率も高くなる可能性が高いです。
小規模サイトでジャンル特化型アフィリエイトをやる時
小規模サイトはジャンル特化型アフィリエイトとかなり相性が良いです。
ジャンル型とはいっても「ダイエット」のようなとんでもないビッグワードではなく、
「ダイエット 食事制限 足痩せ」くらいまでガッツリ絞ったジャンルで展開していきます。
10記事程度に収まるくらいのボリュームで、なるべく高単価の案件を狙っていきましょう。
小規模サイトは絞ったキーワードでのジャンル特化に向いているんです。
色々やってきた中で、初心者にとっては小規模展開をまず目指すのが一番効率が良く、取り掛かりやすいと考えています。
なれてきたら、小規模→中規模→大規模へと昇華させて行きましょう。
中規模サイトはサイトアフィリの完成系!コンテンツの質を重視せよ!
中規模サイトではジャンル型アフィリエイトがメインの戦略になってきます。
サイト内のコンテンツを充実させていくことによって、
記事数は30~70くらいが中規模でしょうか。(明確な決まりは無し)
この規模のサイトを商標単体で展開するのはリスクが大きすぎます。
案件停止が起こる可能性もありますし、その商標単体で見合う報酬が期待できるのかも不明なためです。
中規模サイトはジャンルを絞ろう
ジャンル型での展開とはいえ、巨大で曖昧なジャンルを攻めたところで勝ち目はありません。
広大な海をひたすら泳ぐ作業になるので長くは続かないでしょう。
例えば、「ダイエットのサイトを作ろう!」とか「脱毛のサイトを作ろう!」みたいなもの。
既存の屈強なライバルに太刀打ちはできません。
大切なことは、ジャンルに専門性を持たせて絞っていくこと。
- 「ダイエット 下半身筋トレ」
- 「結婚式 ワキ脱毛」
- 「脱毛 脇 ブラジリアンワックス」
適当に今考えたのでブラジリアンワックスが脇に効果的なのかどうかは知りません。
このように少し絞ったところでのサイト展開が望ましいでしょう。
適当にジャンルを選んで展開するだけではだめです。
サイトの規模が大きい分、間違った道を突き進んでいたら費やした時間や作業がもったいないです。(費やした時間全てが無駄になるわけではありませんが)
まずはジャンルをグッと絞りましょう。
アクセスや成約取れそうだったら中規模サイトに育てていくという感覚がいいですね。
大規模サイトは更新頻度が命!リスク分散も忘れずに!
100記事を超えるようなサイトは大規模サイトです。
大規模サイトにはジャンル型アフィリエイトとブログアフィリエイトの2種類があります。
ジャンル型で展開している人であれば、かなり強力なサイトができていることかと思います。
ジャンル選びや案件選定を間違えていなければ、月10万円にはほとんどの方が届いていることでしょう。
もちろん、これだけ大規模になると記事リライトや案件停止のメンテナンスもこまめにする必要が出てきます。
一方ブログアフィリエイトの場合であれば、大規模サイトでも稼げないことは多々あります。
おそらく「雑記ブログ」に近い形で運営されている人が多いのではないかと。
その中には日常の日記に近いような「捨て記事」がかなり多いかもしれません。
「ブログで100記事書いたけど1000円も稼げていません」
という人も実際にいるようです。
そもそもブログアフィリエイトって何故稼ぎにくいのでしょうか?
ブログアフィリエイトはやり方によっては稼げないことも
ブログアフィリエイトはそのサイトの特性上
更新頻度を保たないと、なかなかサイトの評価がつきづらいかもしれません。
まずこの更新頻度を守っていかなければいけないというデメリットがあります。
そしてもう一つブログアフィリエイトが稼ぎにくいポイントがあります。
それはPV稼ぎからのアドセンス収益狙いの人が多すぎることです。
アドセンスはクリック発生型の広告です。いかにPVを集めるかで収益の大きさが変わってきます。
何よりつらいのは10万PVくらいあるサイトでも月5万円行かないレベルの収益しか発生しないという事。
ブログを立ち上げる人の多くは何故かアドセンスから始めようとします。
しかし、はっきり言って10万PV集めることができるサイトであれば
アフィリエイトリンクを貼った方が何倍も収益性は高いと私は思っています。
大規模のサイトができたとはいえ、その大半が実を結ばない記事であるというのは非常にもったいない。
ブログを始める人のほとんどが脱落していくのは、アドセンス狙いで始めて、なかなか収益が発生しないことへのギャップなんじゃないかと思っています。
特に「雑記ブログ」は稼ぎにくいと私は考えており、その理由についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
結局どのサイト構成が一番オススメなのか
この記事では、サイトアフィリエイトを行う上での4種類のサイト構成について解説してきました。
- ペラサイト
- 小規模サイト
- 中規模サイト
- 大規模サイト
結論から言うとどのサイト構成にも一長一短があります。
結局どのサイト構成が一番稼げるの?そこが知りたい!!!
という方へ
それだけです。
こればかりはその人の得手不得手や相性があるので、一概にどれが稼ぎやすいというのは断言できません。
しかし、私個人的に感じていることは「ペラサイト」と「ブログ」は総合的にみてあまり稼ぎやすいものではないと考えています。
やりやすい分、とっかかりやすい分、皆やりだすしライバルも多い。
そしてリスクが少ないのであきらめやすい。
ペラサイトは資産性になりにくい、SEOが弱すぎるという欠点。
ブログは合理的になれないと稼げないという欠点が痛いです。
私が今やっているのは「中~大規模サイト」です。
ある程度ジャンルとキーワードを絞って狙っていくスタイルが自分には合っていますし、
資産性だけでなく、サイト運営が個人や会社の信用にもつながっていくことを考えると・・・
私はこれまで「ブログ」というスタイルのサイトだけ運営してこなかったので、今ようやく当サイトで「ブログ」実証している形になります。
最初はしんどいですが、自分に合うスタイルを見つけてそれをやっていくというのが、
一番早くて一番稼げる方法です。