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【危険】教育学部から一般企業に就職。安定を求めて教員にはなるな!

私は大学時代、教育学部に進学し学校教育過程を履修しました。

私の同期の大半が教員をはじめとした公務員を目指す中、私は一般企業への就職を決めました。

なぜ「安定の公務員」の道を捨てて一般企業に就職したのか?

もちろん、教員にならないと絶対に体験できないメリットもありますが、

はっきり言ってデメリットの方がとにかく多い!

 

いろいろと語りたい事はありますが、詳しくはこちらの記事で書いています。↓

【実体験】教員という仕事のデメリット。教育現場のブラック化が進む私は今から10年ほど前、地方国立大学の教育学部に入り、教員採用試験に受かるべく勉学に励んでいました。 在籍中は教育実習が合計3回あ...

私が教員ではなく一般企業に就職した事で一番強く感じたメリットは

副業の自由です。

学校教員は場合によって副業可能なのにその時間的・精神的余裕はない

学校教員は大きく分けて公立学校教員私立学校教員があります。

公立学校教員私立学校教員
雇用形態各地方自治体 公務員学校法人 社員
副業基本的にNG場合によってはOK
異動・転勤有りほとんど無い

公立学校教員は公務員である為、原則として副業は禁止です。(不動産投資等の一部の副業は可能)

私立学校教員は、その学校の就業規則次第になります。

ちなみに非常勤講師に関しては勿論副業OKです。

しかし、ここで重要なのは「副業に充てる時間と余裕」が、そもそもあるのかどうかという事。

 

 

教員という仕事柄、家に持ち帰っての仕事もある事でしょう。

部活顧問を持っていれば、土日祝日さえも潰れかねません。

それだけに時間的余裕はありません。

 

 

さらに気をつけるべきは保護者。

 

 

自分の子どものクラス担任が副業をしていると知ったら

「授業に支障が出るんじゃないか?」

「教員という仕事そっちのけで副業しているなんて許せない!」

「生徒に示しが付かないぞ!」

と憤慨する保護者だって出てくる可能性があります。

そもそも「教員」という職業は、とことん副業を始めるのには向いていません。

一般企業では「副業禁止」でも副業ができる

私は副業で本業の3倍以上の収益を副業で出す事ができましたが

そこまで盛大にやっている訳ではなく、勤め先にも一切バレずに副業を続けています。

副業始めた当時の勤め先は副業禁止でした。

 

一般企業であれば、例え副業禁止の会社でもやりようによって全くバレずに副業を始める事ができます。

バレないために重要なポイントはいくつかありますが、

それについてはこちらの記事で解説しています。↓

【即クビ】副業がバレないよう私が徹底的に気をつけた6つのポイント!2018年は「副業元年」とも呼ばれており、 政府のお達しにより、多くの企業が副業を容認する時代の流れがやってきました! もち...

年金システムの構造問題や終身雇用問題でますます注目を浴びる副業ですが、

もはや副業禁止の会社であろうとも副業をやらない理由はありません。

 

 

副業禁止を言い訳にすることも許されないほど、私たちは追い込まれた状況にいます。

わたしはなりふり構わず副業に動き出しました。

しかし、私がもし学校教員になっていたら「副業をしよう」という発想すらできなかったと思っています。

「安定しているから」という理由で教員になるのはNG

もし、この記事を読んでいる人の中に学校教員を目指している人がいれば、ぜひ問いたい。

 

なぜ教員になりたいのですか?

教職に就いた先に目標はありますか?

 

もし「安定しているから」という何とも考えの浅い回答しか持っていないのであれば

絶対に教員はやめた方がいいでしょう

 

強い使命感と教育愛が無いと学校の教員は絶対に勤まりません。

そもそも、学校教員がこの先も「安定している」職業かと言うと、甚だ疑問に思います。

かつての郵便局員がそうだったように

公務員というラベルをはがされる可能性もゼロではありません。

 

 

さらに「安定」というのは収益面だけではなく「精神と身体の安定」も考慮できているのでしょうか?

少子化であるにもかかわらず、学校教員の業務は一向に減らず、

未払いの残業代は1兆円を超えるともいわれています。

 

子どもの数が減れば業務は必然的に減るはずなのになぜ残業は無くならないのか・・・?

 

色々と考えられる要因はありますが、この記事では割愛させていただきます。

蝕んでいくのは時間や肉体だけではなく、メンタル面への影響も大きい。

常に保護者に見張られている環境で、「受け持ちの生徒」という極めて特殊な「顧客」をどう取り扱っていけばいいのか?

一般企業であれば顧客を選ぶこともできます。

それが教員には一切許されないのです。

こんな職場環境で、安心して仕事を続けられますか?

 

「教員は一般企業より安定している」なんてのは一昔前の詭弁です。

 

サラリーマンは辞めるタイミングも自由。

生徒と保護者の手前、教員はそれができない。

サラリーマンは職業選択も自由。

勤め先も顧客も教育マネジメントも教員は全て決められている。

 

「安定」は「変化に対応できる力」があってこそ成立するものです。

 

サラリーマンより自由が利かず、身動きのできない不自由な教員が

何を持って「安定」を語るのか?

私の同期は皆、学校教員やその他公務員の道へ進んだ

私は学校教育を志す若者や、学校教員として現場で働いている人たちを心から尊敬します。

ここまで偉そうに学校教員のデメリットについて語り続けてきた私ですが

なんだかんだで教員という道から逃げた事に変わりはありません。

 

私が大学在学中は「リーマンショック」からの世界的な不景気がピークの時で

新卒の採用数は急落し、だれしもが「公務員」や「大企業」という安定を重視した進路を見据えていました。

私は教育学部に在籍していた事もあり、周りの同期はほとんどが教員志望。

更には保育園、警察、消防、市役所、県庁等々・・・

同期の皆はありとあらゆる公務員業へ舵を切っていました。

 

一方で私は教職の道に進む気は全くなく、安定等は求めずに一般企業へと進んでいきます。

 

特に大きな志があったわけでもなく

特に大きな目標があったわけでもありません。

ただ、一般企業に就職して本当に良かった。

 

私は一般企業に就職を決める時から教員をはじめとする公務員の問題点に全て気づいけていたわけではありませんが、

そこそこ副業で収益を作り出すことができるようになってからは

一般企業に就職して心の底から正解だったと思っています。

 

これは誰にでも当てはまる正解ではありません。

あくまで私が示す「指針」だと思って下さい。

ただ、この資本主義社会の中で少しでも豊かに生きて行くためには

ある程度、有利にゲームを進める方法があります。

 

しっかりと社会の仕組みを理解した上で市場ゲームに参戦していきましょう。

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