2018年は「副業元年」とも呼ばれており、
政府のお達しにより、多くの企業が副業を容認する時代の流れがやってきました!
もちろん、私が副業開始当時に本業で勤めていた会社は副業NG!
時代の流れに全力で逆行する古い体制の会社でした。
現在は副業黙認の会社で緩くやれていますが、副業できない会社は今後少なくなって行くでしょう。
とはいえ、2019年3月時点でも7割~8割の企業では副業が禁止されており
副業解禁が浸透するまで少し時間はかかりそうです。
それでも
これからの時代は絶対に副業をやっておかないと本当にマズいんです。
何で政府がこのタイミングで「副業解禁」に踏み切ったのかを考えてみましょう。↓
この先、政府や会社に依存した他人任せのサラリーマンは死にます。
会社にも頼れず、このままじゃヤバイと危機感をもった私は第二子が生まれる直前から
副業禁止の会社に勤めながらも、バレないように副業を始めました。
これから先は個人で稼げる力を持っている人じゃないと、会社に置いても社会全体に置いても厳しくなる時代がきっと来ます。
この記事では、私が実際に副業禁止の会社でバレないように副業をするために
注意している5つのポイントについて解説します。
Contents
バレない副業ポイント①給与所得が発生する副業は絶対にやらない
「給与所得」が発生する副業は絶対に避けましょう。
これは大前提です。
例えばこの2パターン↓
- コンビニや居酒屋でのアルバイト
- 本業とは別の会社に勤めるダブルワーク
これは「給与所得」扱いになる事が大半です。
給与所得は何故バレやすいのか?
勤め先の会社で給与所得が発生すると、
会社は給料を受け取る人の住んでいる地域の役所へ「給与支払報告書」を提出します。
副業の勤め先でも同じように給与支払報告書を提出しています。
役所はこの報告書からその人の住民税を算出するので、
会社が給料を支払うときに「あれ?差し引かれる住民税が多くないか?」
と思われてバレてしまうわけです。↓
「給与所得」という形を取っている以上、住民税が本業と副業で合算になってしまうのは避けられません。
ちなみに、住民税の徴収の仕方には
給与から直接住民税が差し引かれる「特別徴収」と
自分で住民税を納付する「普通徴収」の2種類があります。
給与から自動的に住民税が引かれるのを避けるためには「普通徴収に変更」することが絶対条件なんですが
実は給与所得の場合は「特別徴収」で固定されていることがほとんどです。
確定申告の際に「普通徴収」に変更しても、強制的に特別徴収されてしまうという恐ろしいシステムなので
本業の給与から住民税が差し引かれる仕組みに抗うことができないんです。↓
以上の事から「給与所得」であるダブルワークやアルバイトは副業バレのリスクが高い!
ちなみに職場にバレにくい副業に「株・FX・不動産投資・アフィリエイト」がありますが、
これは「雑所得」もしくは「事業所得」、「不動産所得」に当てはまる副業になるため基本的にはバレません。
これらは「給与所得」と違って、住民税の徴収方法を「普通徴収」に変更ができる所得です。
もちろん、これも副業バレのリスクがゼロってわけでもないから、まずは確定申告についても知っておかなければいけません。
バレない副業ポイント②確定申告を忘れずにする
副業をバレにくくするには確定申告が必須です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。副業バレや脱税を避けるためにも必見です。↓
ここでは簡単に確定申告について解説します。
- 確定申告・・・所得税がいくらかかるかを算出してもらうために、一年間の所得を税務署へ申告すること
- 所得税・・・本業の給料や副業の収益等の「所得」に対してかかる税金
- 確定申告する副業の条件・・・本業の給与以外の「所得」が年間20万円以上の場合(ブログ以外に株やFX・不動産で所得がある人はそちらも合算)
- 所得・・・売上金から経費を差し引いたもの
副業のブログで所得20万円以上あれば、確定申告しないと脱税になってしまいます。
ちなみに、この確定申告は毎年2/15~3/15の決まった期間でのみ受け付けられています。
例えば2018年の1月から12月までの年間所得が20万円以上になってしまった場合は
翌年の2019年の2月15日~3月15日までの間に確定申告が必要という事です。↓
そもそも申告漏れどころか脱税という違法行為になりかねないから気を付けてね。
※2020年現在では、新型コロナウイルスの蔓延により、確定申告期間が設けられていません。
基本的には確定申告書を国税庁のHPからダウンロードして
必要書類を記入した状態で税務署や特設会場に提出すればOKです。
詳しい手順や必要なものは、また別記事で紹介します。
1年間分の経費や売り上げを一気に整理するのは大変なので
毎月コツコツやっていくことをオススメします。
そしてさっきからずっと説明している「住民税を普通徴収に変更する」という作業もこの確定申告の時にできるよ。
副業バレを防ぐステップの一つとして、確定申告は絶対にやっておくべきです。
バレない副業ポイント③住民税を普通徴収に変更する
確定申告書には「住民税に関する事項」という項目があります。↑
ここで上記矢印で示している欄の「自分で納付」に○を付けるだけで
住民税を「普通徴収」に変更することができます。
これで給料から自動的に住民税が差し引かれる心配はありません。
株・FX・不動産投資・アフィリエイト・転売等のビジネスです。
住民税関係で副業バレを防ぐ方法をおさらいをすると
- 「給与所得」になるバイトやダブルワークを副業に選ばない
- 「雑所得」「事業所得」に分類される副業を選ぶ
- 確定申告の際に住民税を「普通徴収」に変更する
ってところになります。
ちなみに、年間の所得が20万円以下だった場合、確定申告(所得税の納付)は不要でも住民税の納付は忘れずにやらなければいけません。
自分の所得を算出して、居住地の市区町村に行って住民税の納付申請をやっておく必要があります。
そしてその時に「住民税を普通徴収に変更する」という手続きを忘れずにやっておこう!
バレない副業ポイント④他人に話さない
これはある程度は徹底しておいた方がいいです。
口が軽い人はいっぱいいます。
私が副業について話をしている同僚は、同じくこっそり副業をしている運命共同体の2名だけです。
もちろんそれがリスクにもなりかねないですが、
やはり副業について話ができる仲間がいると、自分自身のモチベーションの向上にもつながります。
たまに飲みに行ったりすると面白い話が聞けますし、いい刺激になります。
仲間の存在は重要です。
しかし狭く、深くを心掛けましょう。
バレない副業ポイント⑤会社に特定されるような個人情報は載せない
私は「白河」という名前で副業でサイト運営を始め、このブログでは「レイヴン」と名乗っていますが
もちろん全く私とは関係の無い偽名です。
余談ですが、このブログの運営者名「レイヴン」というのはワタリガラスの英名ですが、
「こっそり隠れて副業」「巣ごもり在宅ビジネス」「世界に渡る」という意味をこめてつけています。
そして本業の職種に関わるような情報もほとんど匂わせないようにしています。
ガッツリ明言している情報は「副業」してる「育児」してるぐらいまで。
偽名アカウントで副業をやっていたけど会社にバレたという人の中には
勤め先の情報を匂わせるような発信をしていたという人が結構います。
偽名でやるのはもちろんのこと、
自分の特徴や職種が断定できそうな情報は載せないように徹底しましょう!
バレない副業ポイント⑥体力的に余裕は無くとも、精神的な余裕をもて!
副業をやっていると自分の時間が削られ、
体力的に疲弊が見えるのは仕方が無い事かもしれません。
特に本業・副業・育児・家事とやる事がかなり多いと思いますので
疲労はどんどん蓄積されて、いずれは精神的な支障をきたす恐れもあります。
体力的な疲弊は何とかなりますが、精神的にきつくなって切羽詰まってくると「顔」や「言動」に出ます。
私も一時期、会社の上司に「何かやってんの?」と疑われた事があります。
このときはメチャクチャ顔に疲労が出ていました。
このような場合は副業から離れて休息を取る必要もあるかもしれません。
だからこそ疲労とストレスはたまるし、中々体力の必要な事だと思う。
デジタル機器から全部離れて、休息は思い切ってとりましょう。
会社に副業がバレないように気をつけた6つのポイントまとめ
この記事では、私が会社で副業バレを起こさないように気をつけた
6つのポイントについて解説していきました。
改めてまとめます。
- 給与所得が発生する副業は絶対にやらない
- 確定申告を忘れずにする
- 住民税を普通徴収に変更する
- 他人に話さない
- 会社に特定されるような個人情報は載せない
- 体力的に余裕は無くとも、精神的な余裕をもて!
私は副業禁止の会社に勤めているので、
一応は細心の注意を払ってやっているつもりです。
もちろん完璧な対策というのは不可能なので
後はただひたすら祈るか、副業容認の企業に転職するかという所ですね。
それでも副業禁止の企業が大半だから「いかにバレずに副業を始めるか」が重要になってきます。
そのためにもこの記事での内容はしっかり頭に入れておきましょう。