ブログアフィリエイトで思ったような成果が出せていない人のブログには
共通してみられるダメな特徴がいくつもあります。
私は特に「ブログテーマの欠如」を問題視していて、
テーマや専門性の無い雑記ブログの運営を一貫して否定しています。
なぜ雑記ブログが稼げないのか?
その原因をいくつかこちらの記事にピックアップしているので、参考までに一読しておく事を勧めます。↓
ブログで稼げない共通点はいっぱいあり過ぎて何から説明すればいいのかわかりません。
根本的な解決に繋がる共通点としては2つ挙げられます。
ブログで稼げない人の共通点の根幹にあるもの。
それは「お金の知識の欠如」と「環境が整っていない事」です。
いわゆるマネーリテラシーが極端に低い事。
行動するための環境が無い事。
この2つがブログで稼げない要因となっている可能性があります。
環境を整えるやり方と重要性についてはまた別の記事で解説します。
この記事ではマネーリテラシーがいかに重要であるかという点にフォーカスを当てて解説して行きます。
Contents
- 1 日本人なら誰しもマネーリテラシーが欠如している
- 2 稼げた後になってようやく気づくブログ・サイト運営の成功法則
- 3 そもそもブログで稼ぐことは可能なのか?
- 4 お金について学べば「テーマの無い雑記ブログ」がダメな理由に気づく
- 5 雑記ブログで稼いでいる人はキャラクター性の強い「ネット芸人」
- 6 雑記ブログが続けられる人はブログが純粋に好きな人
- 7 「稼ぐために」ブログ運営を始めたのなら「稼ぐために」ブログを運営しろ!
- 8 専門的な特化型のブログ構築こそが生き残り、信用と収益を生みだす
- 9 お金を生みだす循環は「価値の交換」と「交換の本質」に起因する
- 10 【最重要】検索ユーザーの「意図」とブロガーの「狙い」を合致させないと商品は売れない
- 11 ブログの価値を高めるのは「ブロガー」ではなく「検索ユーザー」
- 12 ブログで稼げない人が決定的に足りていないものは、作業量でもノウハウでも無く「お金の知識」
日本人なら誰しもマネーリテラシーが欠如している
日本の学校教育では「お金の勉強」をしないというのはよく問題提起されますが
本筋からそれる為ここでは日本教育の問題点についてわざわざ語りません。
私たちは自分たちで能動的に学びに行かない限りは、
「お金の使い方」「お金の増やし方」について知り得ない状況という事は知っておいてください。
私は20歳を過ぎた頃、稼げる系のノウハウを探し求めてさまよっていました。
お金の勉強なんて全然してませんし、知りません。
お金を稼ぐノウハウではなく「そもそもお金はどういった時に使われるのか」、
「何故人はお金を使いたがるのか」とう根本の知識を身につけておく事が大切だと知ったのは稼げるようになった後の話です。
先にそれを知っておけばここまで遠回りはしなかったかもしれません。
それなら「稼ぐ事」とは何なのかを知ることが極めて大切だとお分かりになるかと思います。
つまり「お金の勉強」をする事が「ブログで稼ぐ事」の答えを導き出してくれるはずです。
ブログで稼ぎたい人、稼げない人は騙されたと思ってこの記事を読み進めて欲しい。
きっとあなたはブログ運営に対する考え方が大きく変わるはずです。
稼げた後になってようやく気づくブログ・サイト運営の成功法則
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/06/blog-3428667_1280-e1561447046861.jpg)
私はサイト運営で大きく稼げた後になって、
なぜここまで稼げるようになったのかを改めて振り返ってみました。
私が今に至るまでのネットビジネス経歴(6年間)は次のような流れです。
- 情報商材アフィリエイトに興味を持つ
- ひたすら自己啓発を繰り返すビジネスモデルが気持ち悪くて辞める
- 心理学ブログと教育学部ブログを立ち上げる
- 収益化につなげる未来が見えずに断念
- ネットビジネスを諦めた空白の3年間
- 自分の強みを活かした特化型サイト運営を始める
- 効率的な稼ぎ方に惹かれて商標アフィリエイトも始める
- 小規模特化型サイトを複数展開する
- 相次ぐアルゴリズムの変動で商標アフィリエイトが厳しくなり撤退
- スキルを活かした特化型サイトで月100万円達成
- 小規模サイト展開も辞め、中規模以上のサイト運営に注力を決意
- 企業と直接提携するために株式法人化
- SNSや動画プラットフォームのを活用し各メディアの構築を進める
ネットビジネスは小額資本で始められるため、失敗らしい失敗をする事は不可能に近いです。
「高額詐欺セミナーに引っ掛かる」とかは失敗と呼べそうですが、私はセミナーに参加した事は一度もありません。
ここに至るまでに小さい失敗はそこそこ重ねてきたつもりです。
失敗はこれ以上ない財産です。
ここまで悔んでいるのは、マネーリテラシーを養うまでに時間がかかり過ぎたことです。
早めにしっかりと「お金の使い方や使われ方」に時間を割いて勉強していれば
6年という年月も費やすことは無かったのかなと感じています。
多くの人がやりがちな非合理的・非効率なブログ・サイト運営
初めのうちは、サイトで稼いでやる!と思って始めていたのにも関わらず
中身の無いコンテンツを作り出しました。
収益を生みださないしアクセスも狙えない、いわゆるかさ増し記事です。
アドセンス広告を貼っても一日の収益は缶コーヒーすら買えないほど。
次に始めた商標アフィリエイトはとにかく量産することが必須。
興味は無いけど、アフィリエイトの報酬単価が高いと理由で化粧品サイトも作っていました。
こんなことやってきておいてなんですが、
どれ一つとして「効率的な稼ぎ方」とは到底思えませんでした。
しかし「効率的な稼ぎ方」は求めていけないというのは凄く意識していました。
その一つ一つは非効率的なやり方だったかもしれませんが、その下積みは、今思うと正解でした。
しかし、それこそが稼げなくなる一つの要因なんだと思う様になりました。
効率的なノウハウは求めない。
しかし、非効率なステップは排除していこうと考えぬいて
私が行きついたのは合理的なサイト運営です。↓
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2020/05/laptop-2838921_1280-1-1024x608-1.jpg)
これこそが収益を大きく伸ばす為に不可欠な考え方でした。
合理的な考え方はすなわち、手元にお金を呼び込むための考え方です。
物覚えの悪い私はお金の知識が身に着くまでに時間がかかりました。
稼げるようになってから、マネーリテラシーが欠乏していた事が
ブログ・サイト運営でなかなか稼げない原因だったと気付いたのです。
そもそもブログで稼ぐことは可能なのか?
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/02/blog-49006_1280-e1551535321466.png)
早速「お金の知識や使い方」をどうやって身につけて行くかという事を紹介していきたい所ですが、
まずはブログに対する先入観を見直してほしい。
いきなり突拍子もない質問です。
あなたが今から新しくベンチャービジネスを始めるとしたら、成功できると思いますか?
こう聞かれると「No」と答える人がほとんどでしょう。
しかし、あなたが既に始めているそのブログ運営は、歴とした広告ビジネスなんです。
ビジネスである以上、成功するために何が必要でしょうか?
ネットビジネスは資本も在庫も店舗も従業員もいりません。
絶対的に必要なのはお金の知識とその使い方の知識なんです。
世の中のビジネスを行っている経営者は、だれしもがお金について貪欲で
お金についてひたすらストイックになっているはずです。
ちなみに、ブログ・サイト運営のアフィリエイトで稼いでいる人の
1か月分の収益分布は以下のようになっています。↓
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/03/d9b8403ef47cdfe2eacc6d6d5ec3e82c.png)
ひと月で1万円稼げていない人は半分以上となっています。
「意外と稼いでいる人多いんだな」
「やっぱりブログって稼げないんだな」
このグラフを見て感じることは人によって様々でしょう。
しかし、「99%の人はブログで稼げない」というフレーズも良く耳にする人は多いのではないでしょうか。
私もその意見には賛成で、99.9%の人がブログでろくに稼げていないと思っています。
仮に「ブログで稼いでいる人」を「1月10万円以上稼いでいる人」で絞ってみると
約25%の人がブログで稼げていて、75%の人が稼げていないという括りになります。
そしてこれは個人的な持論ですが、月10万円以上稼いでいる人は、ほとんど固定されているはずです。
入れ替わりが激しいのはそれより下の人達。
特に1万円以下の収益の人は頻繁に入れ替わっているはずです。
先ほどのグラフは、調査を行ったその瞬間を切り取ったもの。
ネット上ではいかにも稼いでいる人がメチャクチャ多いように思えるけど、それは単純に多く見えるだけ。
実際は99%の人が稼げていないというのは、あながち間違いではないと思うよ。
その人たちに欠けていたのは何だったのか?
継続できる習慣か?
稼ぐブログ運営のノウハウか?
SEOの知識か?
そういったものではありません。
もっともっと根本的なもの。
全ての根源にあるものが「お金の知識」です。
まさかお金の知識が足りない事が、ブログで稼げていない要因になっているとは、ほとんどの人が実感できないことでしょう。
私たちはお金の勉強は自分たちでする他ありません。
おそらく99%のブロガーがお金について学ぼうとしていないでしょう。
誰でも始められるブログ運営は参入障壁が低すぎる
ブログはネット環境とパソコンさえあれば誰でも始められるネットビジネスです。
参入障壁が低すぎるので、全くセンスの無い人や教養の無い人、マネーリテラシーの無い人が簡単に参入してくるんです。
だからこそ99%の人が稼げない。
マネーリテラシーの高い「中国人」や「インド人」が日本で日本人に混ざってブログ運営始めれば、
半分以上のブロガーは月10万円以上の収益は出せるのではないでしょうか。
もちろん日本人はマネーリテラシーが低すぎるので、コモディティ化したブログ市場では淘汰されていきます。
それほどまでにお金の知識は大切です。
という事は、マネーリテラシーを磨かない人は、ブログ運営はほとんど稼げないビジネスである事を理解しましょう。
教養の無い人が運営するブログで紹介された商品を買いたいと思うでしょうか?
ブログ運営はビジネスである以上、マネーリテラシーが必須である事は疑いの無い事実です。
しかしこれは裏を返せば
お金について学ぶだけで、稼げない99%のブロガー側から脱却できるという事です。
お金の知識とその使い方を知っておけば、非合理的で非効率的なブログ運営はしないでしょう。
大前提は「お金」について学ぶこと。
ひいては「資産」と「負債」の違いをはっきりとさせておくことです。
まずは定番中の定番ですが、
ロバート・キヨサキ氏の名著「金持ち父さん貧乏父さん」ぐらいは読んでおきましょう。
コレを置いていない書店は存在しないほど。
マネー本のバイブルと言えます。
発刊から20年以上経っても書店に並び続けるビジネス書はこの世にほとんど存在しません。
なぜ世界中で3000万部も売れる大ベストセラーとなったのか、読めばわかります。
本を読んで教養を身につけ、お金の本当の使い方と使われ方、
資産を形成するための過程と思考法について知っておくだけで、
稼げないブロガーとは一線を画した、稼げるブロガーになれるはずです。
お金について学べば「テーマの無い雑記ブログ」がダメな理由に気づく
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/06/cute-3045126_1280-e1561621570536.jpg)
この世の中にある大半の個人ブログは「雑記ブログ」というスタイルのものが多く、
何気ない日常の日記から、アフィリエイト案件に直接繋がるような記事等
バラバラなコンテンツで構成されています。
雑記ブログを推奨する人の良く目にする文言で以下の様なものがあります。
「一日一記事!」
「100記事書いてからが本番!」
「テーマは何でもいいからとりあえず書く事!」
「ツイッターのつぶやきでも他人の投稿でも、書評でもいいから書く事!」
「ブログで独立したいならサラリーマン辞める!脱社蓄!」
この謳い文句に心が揺れ動くようでは、一向に稼げるようにはなりません。
私は毎日記事更新なんて考えませんでしたし(無理だった)、
70記事程度の副業サイトで月100万円を超える収益まで到達しました。
「ブログはオワコン」と騒がれだしたあたりから、どんどん大きく成果が出始めました。
私であれば「1ヵ月で10記事。収益までの流れをしっかり自分で考え抜いて書け!」と教えます。
しかし理解しておいて欲しいのは、あくまで雑記ブログが極めて非効率で稼ぎにくいという話です。
そのスタイルでも成功できる人は極めて稀有な存在です。
決して作業量やスキルやノウハウだけの問題ではありません。
では、なぜ雑記ブログでもしっかり稼げる人がいるのか?
雑記ブログで稼いでいる人はキャラクター性の強い「ネット芸人」
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/05/businessman-2753324_1280.jpg)
雑記ブログで稼げている人の多くは
SNS等も絡めて情報発信をしている事が多く、フォロワーが多い人はインフルエンサーとも呼ばれています。
世間的に名の知れた著名人という事ではなく、あくまでネットビジネス界隈の著名人です。
インフルエンサーマーケティングは自分の影響力を利用して、
顧客をファン化して収益を作り出すという、個人が稼げる新しいビジネスモデルとして注目されています。
雑記ブログで稼げるようになる以上は、ネット芸人になる事を大前提とした運営が必須です。
ネット芸人は「なろう!」と思ってなれるものではありません。
意図せず気がついたらそうなっていた人か、強烈なキャラクターを持つ人のどちらかです。
狙ってネット芸人になるのは、「狙って一発芸人になれ」と言ってるようなもの。
ネット芸人は自分の芸風と時代の需要がマッチして認知されるようになった、いわゆる一発芸人です。
狙って一発芸人になれた人は芸能界にどのくらいいるでしょうか?
恐らくほとんどいません。
世の中の一発芸人は、自分のネタがお茶の間にウケた理由を説明できないのではないでしょうか?
ネット芸人も同じです。
たまたま自分の個性が、時代の需要と媒体(プラットフォーム)にマッチして、一瞬の拡散力と爆発力で周知される。
これがネットビジネス界隈のインフルエンサーと呼ばれるネット芸人ができる流れです。
インフルエンサーになりたいんですが!どうすればいいですか!?
少し本題からそれますがネット芸人(インフルエンサー)について少し深掘りします。
雑記ブログで稼いでいる人のうち、フォロワーが多かったり、その道で名の知れた人はインフルエンサーと呼ばれています。
インフルエンサーになるのに必要なのは何なのか?
継続力?
努力?
お金?
マインド?
ノウハウ?
私は、なによりも重要なのは個性・キャラクターだと思っています。
それまでの壮絶な体験や、身を置いている特殊な環境から生みだした強力な個性が必要です。
そして、その個性を利用して誰よりも先に「ポジション」を不動のものにしなければいけません。
雑記ブログはテーマが幅広い分、専門性や個性が薄れてしまいます。
そのために運営者自信のキャラクターでブログの独自性を作りだす事に注力しなければなりません。
「ひたすら継続する」
「毎日一記事を継続する!」
「とにかく行動!」
そういった精神論で成りあがるのではなく、単純に「自分に魅力的な個性があるか」。
ただそれだけです。
それは専門性というよりは、ただのブログ運営者のキャラクター。
そのキャラクターのあらゆる挑戦や物語の展開に人は惹かれて行くんです。
柑残雑記ブログの新規参入者が稼げないのは、
このキャラクターの強さで勝負していかないといけないという本質を理解していないからに他ならないかと思います。
自分の強みを全くリサーチしていない人が雑記ブログに参入する。
だからこそ稼げないのでしょう。
ちなみに、ネット芸人は「一発屋」の要素が非常に強い事にも注意しましょう。
情報発信やコンテンツ販売に力を入れ過ぎると、そこから抜け出せなくなります。
爆発的に稼げても、その人気をずっと維持するのは本当に難しい。
これは名著「金持ち父さん貧乏父さん」でもたびたび出てくるフレーズですが、
稼ぐ力よりも稼ぎ続ける力を維持する方がはるかに大切です。
お金について学んでおけば、「雑記ブログをやろう」とか「インフルエンサーになろう」とかいきなり言いだすことは無いはずです。
雑記ブログが続けられる人はブログが純粋に好きな人
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/03/wordpress-923188_1280-e1554018219285.jpg)
雑記ブログはサイト全体を通したテーマが無いので、記事ネタは何でもありです。
そのため「雑記ブログは長く続けやすいサイト運営の手法だ」と言われています。
お金儲け目的で雑記ブログを始めている人の多くは継続できないはずです。
努力や継続力といった精神論でブログを続けたり、
続けて行くうちにいつかは稼げると楽観的に思っていたりという人は多いでしょう。
雑記ブログを推奨する人の多くは「毎日一記事」や「とにかく記事を書き続ける事」を推奨しています。
これはかえって逆効果とすら思っています。
副業としてブログを始めて、毎日収益を狙った記事更新を継続できる人はどれだけいるのでしょうか?
一つ一つの記事の質が低くなるのは言うまでもないこと。最悪、思考停止で記事を書き続けることになります。
さらには、「毎日記事を更新したのに全く稼げるようにならない」と
作業に対しての見返りが低いギャップにも絶望感を覚え、ドロップアウトする人も後を絶たないわけです。
低品質の記事量産はブログ全体の価値を下げますし、
作業量とその見返りのギャップに絶望してしまいます。
好きな事を仕事にしよう!
と言いますが、もちろん誰しもが好きな事で稼げるわけが無いのは周知の事実。
これは人間の根本的な本質をはき違えています。
稼げる理由は単純です。
ブログ運営で稼ぐために「長く続けやすい」とか「好きな事」とか「ネタにできる事が多い」というのはもちろん大切です。
しかし一番重要なのは「稼げるかどうか」です。
「稼ぐために」ブログ運営を始めたのなら「稼ぐために」ブログを運営しろ!
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/06/e-commerce-2897798_1280-e1561623571499.png)
ブログで稼ぎたいなら「稼ぐためにブログ運営」をしましょう。
こんなあたりまえの事ですが、サイト運営を始めた当初の私をはじめ
多くの人はこの事実をちゃんと理解していないでしょう。
わかっている人ならテーマも決まっていない日常雑記ブログなんか始めません。
雑記ブログはテーマやジャンルに境が無い為、専門性や個性が薄れてしまうというのは前述した通り。
ブログに専門性が無い事は、Googleの検索アルゴリズム上でもかなり不利に働きます。
それだけではなく「専門性の無い無駄記事が多い」というのも、雑記ブログの一つのマイナスポイントです。
稼ぎたいなら、検索ユーザーの着地点をはっきりと設定しなければいけません。
どのアフィリエイト案件を紹介するか?
そのためにはどんな記事タイトルで、どんな悩みを持ったユーザーを引きこめばいいか?
どうやって広告のクリックまで誘導していくか?
この流れがしっかりと明確にできないと、いつまでたってもブログでは稼げないんです。
「稼ぐ」という目的を果たすための具体的な手段がはっきりしていないと、記事をいくら更新した所で意味はありません。
とにかく合理的に、稼ぐ事を目的としたブログ運営を目指していく必要があります。
専門的な特化型のブログ構築こそが生き残り、信用と収益を生みだす
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/06/freelance-1989333_1280-1-e1560756824999.png)
専門的なブログ運営こそが、最も合理的なサイト運営の手法だと私は考えています。
そのためには自己リサーチ・市場リサーチ・ターゲットリサーチが必須のステップになります。
極めて重要なステップなので、絶対にやっておきましょう。
ここでブログの収益のほぼ9割は決まってきます。↓
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2020/05/2020-04-08_00h46_35.jpg)
専門ブログは次のようなメリットがあります。
- テーマが絞られて記事展開がしやすい
- サイトの権威性が増してGoogleに評価されやすい
- 検索ユーザーに対しての訴求がしやすい
- アフィリエイト案件が絞りやすい
- 収益までの流れを明確にしやすい
- 雑記ブログよりも専門的なためユーザーへの「信用」が高くなる
何よりも重要なのは、専門ブログでポジションをとることです。
例えば、骨盤ダイエットに詳しいなら、「骨盤ダイエットならこの人!」と言える存在になる事。
中古不動産にくわしいなら、「中古不動産ならこの人!」
と言われるような存在になる事です。
その際に気をつけることは、どこまで市場を細分化して絞る事ができるか。
しっかりとターゲットを明確にして、ポジションを取れる所をリサーチしていきましょう。
ポジションを取って信用を得ることができれば、収益を生みだすのは比較的簡単です。
「お金と価値が交換される原理」を知っておかないと、いつまでたっても稼げるブログは作れないんです。
お金を生みだす循環は「価値の交換」と「交換の本質」に起因する
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/06/money-1574450_1280-e1561623547151.png)
稼げるブログとは、良質なコンテンツを正しい形で発信しているブログです。
更新頻度や作業量でアクセス集めても、結局お金を生みだすのは良質なコンテンツです。
こちらが検索ユーザーに対して有益な情報を発信することで、ブログの価値も高まり収益にもつながるのです。
つまり、ただ収益上げたいだけの量産記事を連発しているだけでは、記事数だけ増えて売り上げにはつながらないという事です。
という人が多いかもしれません。
しかし腰を据えてじっくり考えて欲しいのは「情報を正しい形で発信しているかどうか」というところ。
- 人はどんな記事を読んでくれるのか?
- 人はどんな情報を信用するのか?
- 人はどのようなコンテンツに購買意欲を掻き立てられるのか?
この市場経済を生みだす原理原則を理解していない人がブログ運営に悉く失敗します。
という問いかけもよく目にします。
結論はどっちも大事。
しかしもっと大事なものは量でも質でも無く「本質」です。
お金を生むのは記事の量でも質でも無く「お金を生みだすその本質」。
あなたはお腹が空いた時にどうしますか?
自炊するのか、コンビニに行くのか、外食するのか、はたまたデリバリーに頼むのか?
何を食べるかどうかの決め手は?何を見てそれを食べようと思ったか?
毎日の行動の裏に隠れている、見えない購買心理こそがお金の循環を生み出す原理原則です。
少しわかりにくいかもしれません。
ひとつ例を挙げて解説します。
例えば「嫌な上司と付き合う為の3つのコツ」というタイトルでこのような内容の記事です。↓
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/03/328279.jpg)
これでストレスはスッキリ解消ですね!
ちなみに嫌な上司をバッサリやっつける爽快なドラマで「半沢直樹」がありますね!↓
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/03/mig.jpg)
絶対に面白いのでまだ見ていないという人は、ぜひ見ておく事をオススメします!
ここまで読み進めたあなたなら、この記事の一体何が悪いか分かるかと思います。
検索ユーザーは「嫌な上司と付き合う為の3つのコツ」を知りたくてこの記事を訪れているんです。
それなのにパンチングマシーンやドラマDVDを勧められた所でどうなのか?
買うわけが無いんです。
稼げていない多くのブログでは、
このように検索ユーザーが「そのブログ記事を検索した意図」と
自分の「収益を発生させたい」という狙いが全く合致していません。
【最重要】検索ユーザーの「意図」とブロガーの「狙い」を合致させないと商品は売れない
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/06/website-3227784_1280-e1560842193603.jpg)
商品を売るための大原則となる3つの条件があります。
- 「検索ユーザーがお金を出そうと思わせるような良質なコンテンツ(価値)を提供しなければならない」。
- 「その良質なコンテンツを、検索ユーザーの検索意図どおりに組み立てなければならない」。
- 「結論は選択肢の一つに過ぎないことを主張しなければならない」。
この3つの条件全てを満たすことで、ようやく検索ユーザーは購買行動を起こします。
「良質なコンテンツを発信しているはずなのに、思うように収益が発生しない!」
と思っている人は
②の「良質なコンテンツを、検索ユーザーの検索意図どおりに組み立てなければならない」と
③の「結論は選択肢の一つに過ぎないことを主張しなければならない」
という過程が抜け落ちています。
良質なコンテンツは検索ユーザーの検索意図どおりに組み立てなければならない
ブログに検索ユーザーを招き入れる事ができたら、ユーザーの検索意図に沿ってしっかりと情報を伝えて行く必要があります。
ユーザーの意図に沿った、収益発生までの記事動線についてはこちらの記事でも解説しています。↓
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2020/05/2020-04-08_00h46_35.jpg)
要点だけまとめるとこのようになります。↓
- 簡潔な記事タイトルで検索ユーザーを絞り込む
- 記事冒頭でユーザーの悩みを提示し共感する
- 第一部で結論・解決策を先に述べる
- 第二部で結論・解決策の理由や根拠を述べる
- 第三部で具体例を述べる
- 第四部で再度結論を述べ、解決案を提示する
- 解決した後の未来を想像させる
あくまでこの型は一例であり、これに当てはめなければ収益がでないというものではありません。
とりあえずやり方が分からないという人には、まず間違いないだろうというオススメの型です。
- 結論はタイトルに対しての答えになっているか?
- 主張に対しての根拠やソース(参照元)は用意できているか?
- 小学生でも分かりやすい言葉が使われているか?
- 検索ユーザーにとって想像しやすい具体例を提示できているか?
挙げるとキリが無いからこれぐらいにしておくけど、とりあえず一番大事なのは「ユーザーの意図に媚びろ」ということ。
「この案件を成約させたい」とか「コレを売りつけたい」とかブログ運営者の意図が透けて見えるものはNGです。
良質なコンテンツ作りにいくら注力していようが、
記事の構成が全く検索ユーザーの意図に沿った形になっていないブログはたくさんあります。
何度も言うように、人がお金を払うのはコンテンツに「価値」を感じた時。
独りよがりの情報発信は誰も価値を感じません。
結論は選択肢の一つに過ぎないことを強調しなければならない
- 「検索ユーザーがお金を出そうと思わせるような良質なコンテンツ(価値)を提供しなければならない」。
- 「その良質なコンテンツを、検索ユーザーの検索意図どおりに組み立てなければならない」。
この2ステップをクリアできたら、収益発生まで後もうひと押し。
いえ、もうひと引き。
検索ユーザーに行動選択の余地を残してあげましょう。
ユーザーに「買わせてはいけない」と考えるんです。
「あなたにはこの商品オススメです!」ではなく「こんな人には良いかもしれませんね・・・」
という、最終的な決断は検索ユーザーに委ねるという事を徹底的に意識しましょう。
しかし、こんな事を言うと
「何でここまで商品の紹介しておいて、最後の最後にわざわざ一歩引くのか?」
「それだと収益が落ちるのではないか?」
と思いますよね。
たしかに販売の鉄則としてはしっかりと商品の魅力を伝えて売り切る事だと思われがちです。
そもそもアフィリエイトはスポンサーの商品・サービスを紹介する紹介業
そもそもアフィリエイト広告で収益を出そうとしている人は、
あくまでスポンサー商品の紹介者に過ぎません
商品の売り込みをかけるのは、その広告主の仕事。
ブロガーやサイト運営者は商品を売り込む事が仕事じゃなくて、
雑多な情報を分かりやすくまとめて、ユーザーに紹介することが仕事です!
収益を上げることを意識してしまうと、どうしてもそのアフィリエイト案件の売り込み色が強くなってしまいがちです。
また、商品への愛が強すぎても「コレ一番オススメ!」「まず間違いない!」と強く主張したくなる気持ちもわかります。
でも、商品を売るのはスポンサー・広告主の仕事。
私たちアフィリエイターは
商品を第三者視点で紹介して
雑多な情報を整理して
分かりやすく検索ユーザーに届けるのが仕事です。
そして最後に
広告主のランディングページへのリンクを踏ませるという
「選択肢」を与えるのです。
スポンサーのランディングページでは「メリット」や「魅力」しか記載されていません。
アフィリエイターと広告主の決定的な違いは、
その「デメリット」や「レビューした生の声」を届けられるという点です。
魅力や商品概要だけ伝えた所で、そんなのは広告主のランディングページで嫌というほどやってくれます。
アフィリエイトでやるべきことは、あくまで商品紹介。
検索ユーザーに売り込みをかけずに「あなたにはこういった選択肢もありますよ」と提示するのが本質。
サイトを訪れたユーザー全員に買わせようとするような押しつけ記事はダメです。
ユーザーをふるいにかけて、こちら側から「絞り込んでやる」「1%の人に買ってもらえればいい」というような選定意識を持ちましょう。
売り込みをかける営業マンより、親身になっていろんな選択肢を用意してくれる営業マンの方が数字が伸びます。
そのアフィリエイト商材にデメリットがあるなら、包み隠さずデメリットも言ってしまいましょう。
その上で、デメリットを上回る様なメリットを紹介してあげる事が効果的な方法です。
決して商品の良い所ばかりを羅列して売り込まない事。
そこを誤解しないようにしましょう。
ブログの価値を高めるのは「ブロガー」ではなく「検索ユーザー」
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/08/seo-3559564_1280-e1554007744662-11.jpg)
ブロガーの見え透いたアフィリエイト広告への誘導は、検索ユーザーからの信用も失います。
さらに低品質な記事を量産しても、ユーザーは逃げて行きます。
つまり、考えも無しに記事を増やせば増やすほど「信用」を失います。
しつこいようですが、お金が動くのはそれと同等のモノやサービスに「価値」を感じた時。
ブログを始めようとする人は「SEO」だの「ライティング力」だの気にしていますが、
私がサイト運営を始めた時は、全く違う事ばかり考えてました。
それは、記事の質を最優先にしてユーザーのサイト滞在時間と別記事への遷移に注力した事です。
記事数が大切な事は当然です。
キーワード選定が大切な事もわかります。
被リンクが大事なこともわかります。
SNSからの誘導が効果的な事も知っています。
しかしそういったノウハウは、ブログ運営者目線からのテクニックで完結しているものなんです。
言ってしまえば小手先。
ブログの価値を高めていくのは運営者自身ではありません。検索ユーザーです。
大切なのは「自発的な価値向上」ではなく、
サイトに訪れたユーザーに認められる「受動的な価値向上」です。
ブログの資産化などと考える前に、他人から価値を感じてもらわない事には収益は発生しないし、
お金を稼げないと、ブログ運営を続けるモチベーションはいつか底をつくんです。
ユーザーの検索意図を無視した記事は、ブログの「資産」となるどころではなく、
全てにおいてマイナスに働く「負債」になるのです。
ブログで稼げない人が決定的に足りていないものは、作業量でもノウハウでも無く「お金の知識」
![](https://nestlog.beginner-movie.com/wp-content/uploads/2019/05/crowdfunding-3576868_1280-e1558059244986.jpg)
- 300記事更新するくらい作業量だけは突出しているのに稼げない人がいます。
- 極めて良質なノウハウを手にしても稼げない人がいます。
- 記事のコンテンツ内容は良いのに稼げない人がいます。
- 検索順位は上位なのに稼げない人がいます。
- 専門的な知識は素晴らしいのに稼げない人がいます。
これらの全ての根本にあるものは「お金の知識の欠如」だという事を一貫してこの記事では伝えてきました。
簡単に要点をまとめてみます。
- ブログで稼げないのは「お金の知識」がないから
- ブログの目的は「稼ぐ事」であることをはっきりさせる
- 稼ぐためには「合理的な考え」が必要である
- 合理的な媒体は「雑記ブログ」ではなく「専門ブログ」
- 人がお金を出すのは「価値」のある情報
- 価値を感じさせるためには「信用」が必要
- ブログ記事は「量」でも「質」でもなく「お金を産みだす本質」が大事
- 専門的なブログで「ユーザーの検索意図」に沿った記事を書く
- 記事の結論では検索ユーザーの「行動選択の余地」を残す
- ブログの価値を高めるのはブロガーではなく「検索ユーザー」であることを意識する
これまでブログで稼げる人の共通点と、稼げない人の共通点を色々と考えてきました。
なぜ稼げないのか?
行動量が少ないのか?
ノウハウが悪いのか?
効率が悪いのか?
マインドが悪いのか?
細分化すればいろいろと出てきます。
それぞれに解決策を考えるのは無駄でした。
稼げない原因は至極単純。
お金の勉強をしていない、マネーリテラシーが低い事が根本的な原因です。
サイト運営を続けてきて、なぜ私が稼げるようになったのかを考えてみた時に
「何故人はお金を払うのか?」
という身近な疑問をひも解いてみることで、そこに活路を見出すことができます。
この答えを知っていれば、最も合理的で質の良いコンテンツの発信を心がけるし
「上手くいかないはずは無い」と思って行動したくてたまらなくなるんです。
これが私が行きついた答えです。
この記事で紹介している考え方は、ブログ運営の絶対的な正解ではありません。
こうした方が良いのではないか?という愚鈍な私なりに示した「指針」です。
考えも無くノウハウを求める前に、
自分がいったい何を成そうとしているのかを考える時間を作りましょう。